登坂広臣 ★ 短編集２ (ページ11)

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「…へぇ～、そんないい匂いすんの？」

ちょっと不機嫌に

嫌味たっぷり呟く。

回りの皆は怒ってることに

気づき空気がピリッとしたけど

そんな俺の態度に気づかず

笑顔で頷いた。

「うん、直人先輩に包み込まれてるみたい。」

「…ちょ、Aちゃん…？」

「えっ？…あ。」

ようやく俺の異変に気づき

口を抑えた。

ニヤッと笑った俺に

危険を感じたのか身構えた。

「ふ～ん、あっそ。」

「…お、臣くん？」

「ちょっと俺ら抜けるから、しばらく部室立ち入り禁止な？」

Aの腕を掴みグイグイ歩く。

部室の鍵を閉め壁にAを押し当てた。

直人のジャージに包まれたAが

俺を見上げる。

「…とりあえずそのジャージ脱ごっか。」

「でも…」

「直人じゃなくて、俺の匂いでいっぱいにしてやるよ。」

全部脱がせ下着姿になった。

モジモジするAの頭を抑え

激しくキスをした。

「…ん…、っ…」

ブラのホックを外すと

紐が肩からずり落ち

床にポトっと落ちた。

キスをしながら先端を弄る。

脚がガクガク震えだし

俺の腰に腕が巻きついてきた。

「…もう限界？」

「臣くん…」

涙目のAが可愛くて

イスに座り膝に乗せた。

首に腕を絡め真っ直ぐ俺を見つめる。

「…なに？」

「……臣くんも脱いで？」

私だけ恥ずかしい、って

俺のＴシャツに手をかけた。

「A、俺の匂いに染まって？」

「うん…」

下も全部脱ぎAの中に

指を突っ込んだ。

すでにトロトロで何回か指を出し入れし

俺自身を挿れた。