登坂広臣 ★ 短編集２ (ページ1)

今日:28 hit、昨日:8 hit、合計:1,000,265 hit

▼ : // 声出すなよ？ページ1

俺らは山奥にサッカー部の

合宿に来ている。

マネージャーのAとは

密かに付き合っていて

まだ部員は知らない。

「えっ、Aちゃんも同じ部屋で寝んの？」

「大部屋しか空いてなかったみたいなの。」

きつい練習も終え

部員達はもう寝る準備に入っていた。

「…A、お前はここ。」

「うん…」

部屋の隅の俺の隣。

部員達から大ブーイングがあったけど

そこはキャプテンの権限と

俺の強烈な睨みをフルに活用(笑)

「電気消すぞ？」

真っ暗になりみんなの

寝息が聞こえ始めた。

中には耳を塞ぎたくなるような

イビキも聞こえる。

「…A。」

辺りを見回し小さくAを呼び

Aの布団に体を移動させた。

練習の疲れを癒すかのように

ぎゅっと抱きしめた。

「臣くん…」

「…こっち向いて？」

クルッと体をこっちに向けたAは

どこか恥ずかしそうに

下唇を噛み俺を見つめてきた。

その姿が可愛くてそっと口づけを交わす。

「…っ、ん…」

わずかに開いた口に

舌をねじ込むとAも

舌を絡ませてくる。

微かに漏れるAの声と舌の絡む音、

そして皆がすぐそこいるという

ドキドキの状況がどんどん俺を興奮させていく。

「…声出すなよ？」

「えっ？」

布団の中で器用にAの服を脱がす。

あっという間に下着姿になった。

皆にバレちゃう、って首を横に振り

俺に止めるよう訴えかけてくるけど

それがまた俺のS心に火をつける。

「Aがそばにいて我慢出来るわけねぇだろ？」

「でも…」

「声出さなきゃバレねぇから。」

スベスベの肌に指を滑らす。

ピクッと小さく反応するAが

必死に声を我慢している。

ブラのホックを外し優しく揉んだ。

先端はすでに硬くなっていて

触れるたび息が荒くなる。