パラレルワールド【忍たま乱太郎】

#10 ページ11

sideなし

〜砂浜〜

？「では、改めてまして、俺は5年い組、火薬委員会火薬委員長代理の久々知平助です」

懐から袋を出して、中から、何故か豆腐を取り出しながら、告げる久々知平助。

？2「豆腐を食べてる状況かっ。俺は同じく5年い組の尾浜勘右衛門です。学級委員長委員会に所属しています」

うどん髪が特徴の尾浜勘右衛門。

？3「私は5年ろ組の鉢屋三郎です。学級委員長委員会に所属しています。変装の名人と呼ばれてます」

双子のようなそっくりな顔立ちに変装する事が得意な鉢屋三郎。

？4「ええと、僕は5年ろ組の不破雷蔵です。図書委員会に属しています。鉢屋と顔が似ているのは鉢屋が僕に変装しているからです」

少しおろおろしながら、説明する不破雷蔵。

？5「俺は5年ろ組、生物委員会委員長代理の竹谷八左ヱ門です」

痛んでいる髪が特徴の竹谷八左エ門。

5人「宜しくお願いしますっ」

5年生は頭を下げて、挨拶をする。

次に1年生が順々に自己紹介していく。

1年生の自己紹介が終わった後、鬼狼達も改めて、自己紹介をする。

鬼「俺は鬼蜘蛛丸、鬼狼と呼んでくれ。兵庫組、最年少四大幹部だ。後、こいつに手を出したら、内蔵引き摺り出すからな」

乱太郎を引き寄せながら、全員にそう言う鬼狼。

義「相変わらず、言ってる事、イカれてんな…。俺は義丸、義季って呼んでくれ。此の人の相棒で特攻隊長をしている。きり丸には手ぇ出すなよ？」

同じく、きり丸を引き寄せながら、ニッコリと笑っている義季。

陵「あんたも似たような事、言ってますよ…。俺は舳丸、陵と呼んでくれ。狙撃手部隊の隊長を務めている」

無表情で挨拶する陵。

閑「陵兄貴は変わらず、無表情ですねぇ。俺は重、閑真って呼んでね。同じく、狙撃手部隊の副隊長を務めてまっす。宜しくね」

笑顔で挨拶して、敬礼のような形になっている閑真。

鬼『こんな感じです。此の6人は此処じゃない、別空間から、飛ばされてきたんです』

鬼蜘蛛丸がそう言えば、また、5年生は目を見開いた。

？「はいはーい！ 質問いいですか？」

鬼『良いですよ。誰にしますか？ 虎若君』

佐武虎若は手を上げたので鬼蜘蛛丸はどうするかを尋ねる。

虎「陵さんと閑真さんに質問です！ 僕は火縄銃を扱っているんですが、お二人の銃はどんな物なのですか？」

陵「嗚呼、閑真」

閑「はいはい」

閑真は背に背負っていたライフルバックから、スナイパーライフルを取り出した。

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