第８話 ページ9
大人義丸side
何故か、子供鬼蜘蛛丸が乱太郎に接吻して、鬼さんが拳骨落として、何が何だか、全く、判らん。
乱太郎を挟んで、鬼蜘蛛丸同士が言い合ってる光景が滅茶苦茶、笑える(笑)
あーだこーだ言いながら、言いながら、取り合ってる。
義「彼のー……」
義『どした？』
義「何で、ああなった？」
義『鬼蜘蛛丸が乱太郎に接吻した』
義「せっ……。マジか、彼奴、男とは接吻しないって言ってた癖に…」
義『あー…。何か、言ってた気がする……』
義「あれがああなったのが信じらんないけど」
？「こらー！！ 何やってんだ、お前達ー！！」
野太い声が聞こえてきたと思ったら、二人の動きがピタッと止まった。
声の正体はお頭、つまり、兵庫第三協栄丸のお頭の10年前の姿。
鬼「あ、若っ。だっ！」
鬼『お頭っ。うわっとっ』
子供鬼蜘蛛丸の頭を殴って、鬼さんの頭も殴ろうとして、空振りする。
協「何やってんだ！ 鬼蜘蛛丸！」
鬼『「どっちに言ってます？」』
協「どっちもだ！！」
鬼『あくまで、私はこいつを叱っていただけですからね？』
協「言い訳するな！！」
お頭、強し。
此の言葉はずっと、言えるかも。
乱「もー！！ いい加減にしてくださいっ！！」
鬼『うわっ』
ずっと、鬼さんに抱えられていた乱太郎は贄を切らして、鬼さんに抱き付く。
鬼『……は？』
乱「どっちも鬼蜘蛛丸さんなんですから、喧嘩しないでくださいっ」
鬼『……いや、喧嘩というより、取り合いに近いんですが…』
乱「どのみち、止めてくださいっ！」
鬼『あー、判りました。判りましたから、力を緩めてください。地味に痛いです』
協「判ったなら、喧嘩するなよー！！」
お頭が戻っていった後、鬼さんは乱太郎をギュウギュウと抱き締めまくっている。
乱「鬼蜘蛛丸さん、苦しいですっ」
鬼『愛らしい事しないでくださいっ。本当に。可愛い過ぎて、どうにもならないですっ』
なんて、会話をしているとAが館から、メモを持って、出てきた。
彼奴、未だ、懲りてないのか……。
『腐の予感……！』
そう呟きながら、二人に寄っていく。
鬼さんは乱太郎に額や頬に口付けしているのをバッチリと見られているのに気付いていない。
どうなる事やら……。
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みこち(プロフ) - もし宜しかったら、お越し下さい。更新楽しみにしてます。 (2019年10月13日 1時) (
レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 失礼ながら、兵庫水軍を書かれていますが、実は私も最近はまりまして、書いてます。忍たま×ナルト異聞録という話の四段目の続編の、木の葉の火の絆という奴と、異世界食堂のコラボの第三弾に彼等を書いてます。其方も、続編楽しみにしてます。まだ書いてますので、 (2019年10月13日 1時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 初めまして。みこちと申します。少し前に此方の作品を見つけました。凄く気に入りました！私も、忍たまの大ファンです。 (2019年10月13日 1時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡蓮 x他1人 | 作成日時：2018年6月20日 20時
