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酸素を取り込みたい私を待ってくれないキスが熱く降り注ぎ、じわりと自分の瞳が濡れていく。
ぐいっと後頭部を引き寄せる手と真上を向かされるような激しいキスと問答無用で高みに昇らされる感覚がカラダを火照らせ、やっぱり視界はぼやけてしまう。
瞳からぽろぽろと零れた水滴はきっとシャワーのお湯。
視界がぼやけてるのもきっとそれらの蒸気で。
……決して私は生意気な後輩だったジョングクに泣かされた訳じゃない、なんて。
これは紛れもなく強がりだ。
JK｢……可愛すぎ。……あぁもう……すげー好き。｣
激しいキスと火照らせられたカラダが震えてしまいやがて離れた唇。
そのままちゅ、ちゅ、と私の顔中に口づけてさっきまでとは違い、優しくそれは頬に零れた水滴を掬ってく。
ただ温まるだけのつもりだったお風呂にまだ浸かってすらない二人の影はぴたりとくっついていて、ぎゅうっと抱きしめるジョングクが甘過ぎて……色気が駄々漏れていて。
反抗したい私は今日見せてくれた彼の沢山の表情や知らない一面全てに、気持ちが揺さぶられてしまい情けなく眉を下げていた。
普段のジョングクとはまるで違う言い方とかに……胸がぎゅーって締め付けられたんだ。
｢………ふっ……う、……お風呂に入るだけだったのにっ、……｣
JK｢……ふふっ……うん。俺、先輩を初めて泣かせちゃいました。｣
｢……っ泣いてない！……見んな！｣
JK｢あははっ…………大好きです。｣
……ちくしょう。
泣かせた、なんてわざとらしくにやにやされて指摘されればぎゅっと下唇を噛んでしまうし、大好きとふにゃふにゃな笑顔を向けられれば言い返せない。
JK｢まだ触り足りないです。
もっと俺はAを知りたいし見たい。
部屋に行ったら……覚悟して？｣
ぷいって顔を逸らせばさっきまでふにゃりと笑ってたのに
またあの色っぽくて低い声。
背けた私の顔をそのままに、響いた声はべろりと舐めて啄んで耳を食べながらダイレクトに……脳へと届く。
ぴゃっと肩が跳ねれば首筋にちくりと甘い痛みを残して、私を翻弄する。
｢…………っ！……そんなのっ………あっ｣
JK｢さ、改めてちゃんとお風呂入りますか。
俺が全部洗ってあげます。｣
爆弾発言に目を見開いても、きっとジョングクに私はまた……翻弄されちゃうんだ。
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リサ(プロフ) - 一週間が君を収穫が一番大好きな作品です！ぴょんてでもピュアでもその後の2人が見たいです！！！！！！！もちろんぴょんて大歓迎です！！！！(大声) (2021年11月3日 19時) (
レス) @page46 id: 79c321d18e (このIDを非表示/違反報告)
ぴんた(プロフ) - ミイミイさん、好きなように書いて頂き、作者さんがイキイキと楽しむことが私達読み手にできることなのです。どうぞきばらずにありのままでいいんです。 (2021年11月1日 0時) (レス) @page48 id: 444b159c2d (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - ピョンテだろうがなかろうが、好きな作家さんが好きなように書いて下さってそれを供給してくださるならばどんな形でも本望です。我徳です。どんとこい通り越してもっとやれなのです。 (2021年10月29日 1時) (レス) @page47 id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 全然大丈夫です👍思いっきり次の作品も楽しんで書いて下さい！楽しみに待ってます✨ (2021年10月28日 22時) (レス) @page47 id: e48d648891 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - 今まで通りで大丈夫です！待ってます〜！ (2021年10月28日 20時) (レス) @page48 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年4月12日 9時
