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自覚していた気持ちを言葉にするのが、こんなにも難しくてこんなにも恥ずかしいなんて。
営業先でどんなに無理難題を言われたって飲み会で無茶ぶりされたって、そんなのが比じゃないくらい。
カッと頬に熱が集まり、ジョングクの可愛すぎる笑顔……屈託のないその笑顔に心臓が痛いくらいにお祭り騒ぎで私はそれに弱くて。
えぇいっ……言ってしまった好きは隠せないからっ
だから情けないこの顔面は何としてでも死守せねば！と必死に隠した。
JK｢……ははっ。やっと聞けた。
先輩、顔見せて。｣
｢……死んでも見せないっ｣
JK｢いいんですか？落としますよ。｣
｢〜っあんたねぇっ！｣
離すもんか、と絶対に見せたくない顔面を隠すために意地が邪魔してジョングクに抱きついて。
所謂お姫様抱っこのような格好の私たちはどちらも引かず、結局私が負けてしまう。
落とす、の言葉に反応すればまともに目が合い
それでなくてもこの近距離に。隠せなかった顔面はまた簡単に熱くなって再び私は眉が下がった。
JK｢……A先輩、大好きです。｣
｢……っ……私も、すき、｣
JK｢……ちゅー、したい。｣
｢調子に乗るな！｣
いい加減にしてくれ、と呆れたいのに気温は高くないのに心がぽかぽかする。
近距離故にダイレクトに耳に届いた大好きの言葉が痒いけど、私は素直だからもう嘘はつけない。
ちゅーはさすがに、と苦し紛れにジョングクの胸を叩いてぷいっと顔を背けた。
でも、あろうことかどこまでもこの後輩は私を翻弄する。
私を抱いていた力強い腕が緩んで
え、と思う間もなく。
ばっしゃーん！とあのイルカショーさながらの水飛沫が舞い、私はまさか……春先の冷たい海に投げ出されたのだ。
｢……ぎゃーっ！！
冷たっ……やだ、助けて｣
服が海水を吸い、重くなり沈むカラダ。
予想だにしない展開に慌てる私をぐいっと引き寄せ抱きしめたジョングクだってもう……びしょびしょで。
怒りがこみ上げるどころかあまりの出来事の連続に呆気にとられ。
ジョングクはぎゅうっと私を抱きよせて直ぐ様キスをした。
JK｢……先輩がキスさせてくれないから。
あーあ、びちゃびちゃだ。｣
｢はぁっ！？死ぬかとっ……ジョングクなんかっ…
………んっ、…｣
おどけて直ぐ様重なる唇が、私を翻弄する。
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リサ(プロフ) - 一週間が君を収穫が一番大好きな作品です！ぴょんてでもピュアでもその後の2人が見たいです！！！！！！！もちろんぴょんて大歓迎です！！！！(大声) (2021年11月3日 19時) (
レス) @page46 id: 79c321d18e (このIDを非表示/違反報告)
ぴんた(プロフ) - ミイミイさん、好きなように書いて頂き、作者さんがイキイキと楽しむことが私達読み手にできることなのです。どうぞきばらずにありのままでいいんです。 (2021年11月1日 0時) (レス) @page48 id: 444b159c2d (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - ピョンテだろうがなかろうが、好きな作家さんが好きなように書いて下さってそれを供給してくださるならばどんな形でも本望です。我徳です。どんとこい通り越してもっとやれなのです。 (2021年10月29日 1時) (レス) @page47 id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 全然大丈夫です👍思いっきり次の作品も楽しんで書いて下さい！楽しみに待ってます✨ (2021年10月28日 22時) (レス) @page47 id: e48d648891 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - 今まで通りで大丈夫です！待ってます〜！ (2021年10月28日 20時) (レス) @page48 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年4月12日 9時
