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JK｢俺たち結構相性いいと思いますけど。｣
｢そうだね。ジョングクはお酒も強いし仕事も出来るし今日１日一緒にいて楽しかったけど。
本当に頼もしいけど、だからこそこのまま先輩後輩を変えたくない。｣
JK｢それがA先輩の答えですか？｣
｢まぁ、そうなるかな。
回りくどいのは性に合わないからはっきり言うね。
ジョングクはどこまで本気かわからないけど、私はそれに応えられない。｣
本当に楽しかったからこそ、今さらもう夕方なんだなって気づいた。
春先の海はなんだか色んな色が混ざり合ってて夕日も相まって比喩出来ない色合いで。
それがなんだか今の私の気持ちのように思えるなんて…私は何感傷的になってんだ。
これが最善、と決めた結論なのに。
なんかもやもやしてるなんて私ってばジョングクに失礼すぎる。
道中が長かったからこの空気でさすがにまたジョングクの車に二人きり、なんてそこまで私はKYじゃない。
ジミナに迎えにでも来てもらおうかと考えるも、駅まで歩いて一人で帰ってちょっと頭を整理したい。
……帰ろう。
｢だから、今日はありがとう。本当に楽しかったよ。
月曜日からまたお互いに仕事頑張ろ？次は負けないから！
じゃ、私はここでおいとまするね。｣
言うだけ言って言い逃げしたい私はジョングクの顔が見れない。
早く帰りたい、一人になりたい、と好き勝手言って背を向けて歩き出して。
こういう場面はやっぱり私、似合わない。
お茶らけたい衝動に駆られるけど、ジョングクの気持ちに向き合うと決めたんだからそこはぐっと堪えて真剣に。
答えなんか最初から分かってたから。
……私はあなたに釣り合わない。
JK｢……そんなの俺が納得する訳ないです。｣
ぼそりと呟いたジョングクの声は春風と波の音で掻き消されて。
私はそれに振り向かず、真っ直ぐ来た道を歩き前を向く。
……あんなに楽しかったのに私ってば本当に馬鹿。
意識しちゃってるくせに結構ぐらってきたくせに。
いざ、向き合うとなれば私なんかって。
スパダリそのものであるジョングクの隣を歩く自信がないんだ。
月曜は気まずい空気にならないよう、気を引きしめなければ、といろいろ考えながら歩けばぐんっと後ろから急に手首を引かれて。
｢わぁっ！なにする……ぎゃっ！｣
生意気な後輩はあろうことか私を肩に担いだ。
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リサ(プロフ) - 一週間が君を収穫が一番大好きな作品です！ぴょんてでもピュアでもその後の2人が見たいです！！！！！！！もちろんぴょんて大歓迎です！！！！(大声) (2021年11月3日 19時) (
レス) @page46 id: 79c321d18e (このIDを非表示/違反報告)
ぴんた(プロフ) - ミイミイさん、好きなように書いて頂き、作者さんがイキイキと楽しむことが私達読み手にできることなのです。どうぞきばらずにありのままでいいんです。 (2021年11月1日 0時) (レス) @page48 id: 444b159c2d (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - ピョンテだろうがなかろうが、好きな作家さんが好きなように書いて下さってそれを供給してくださるならばどんな形でも本望です。我徳です。どんとこい通り越してもっとやれなのです。 (2021年10月29日 1時) (レス) @page47 id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 全然大丈夫です👍思いっきり次の作品も楽しんで書いて下さい！楽しみに待ってます✨ (2021年10月28日 22時) (レス) @page47 id: e48d648891 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - 今まで通りで大丈夫です！待ってます〜！ (2021年10月28日 20時) (レス) @page48 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年4月12日 9時
