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｢ジョングク何飲むー？
あ、イチゴオレが好きぃ♡なんだっけ。
私からのお祝いだ。味わって飲みたまえ。｣
JK｢……随分安いお祝いですね。｣
｢なんだと！？……返せっ｣
JK｢……ふふっ……やです。ありがとうございます。｣
仲間が偉業を成し遂げれば嬉しいし、それが後輩なら尚更だ。
努力、したんだなってすぐに見て取れる圧倒的な数字と毎日の日報が表すそれは私以上だった。
ここまで来ればぐぅの音も出ないし完全敗北。
白旗を上げるしかなくて、それでも嬉しいが勝ってしまって。
気づけばジョングクの背中をバシバシ叩いては勢いで休憩室へ連れ出し、あまーいイチゴオレをプレゼント。
イチイチ小言がむかつくけど手渡せば柔らかく笑って、目尻のしわが何とも言えん。
……ちくしょう。可愛いってば。
｢……祝杯にイチゴオレとコーヒーなんて確かに安いか。
ここが居酒屋だったらなぁー……でもまぁとりあえず完敗乾杯！｣
かしゅっ、とプルタブをあけてこつん、と互いの黒とピンクの缶をぶつけ合う。
シャレ混じりにかんぱいすればアルコールは入っていないけれど、いつもよりとても美味しく感じた。
いやぁ……まじでジョングクすげぇわ。
私も自己ベスト更新したけれどそれの比じゃないし。
何か怪しい所はないかと疑いたくてもデータは文句なしだった。
JK｢……先輩のそういう所、すごく好きです。｣
｢……？イチゴオレ奢ることが？｣
コーヒーの苦味が生ビールのそれだったらたまんない、なんて頭の中はいつもの調子だった私にジョングクがぽつりと話し、その目線はピンクの缶をじっと見つめていて。
……そんなにイチゴオレが好きなのか。
そりゃ私は先輩だし飲み物奢るくらいなんてことないけど。
JK｢……先輩を見てれば自分が馬鹿みたいで悔しくなる。
必死になってもこうやって今も調子狂わされて。
でも素直で飾らないあなたが俺は……本当に好きです。｣
……あぁ、その顔はやめてくれ。
好きって言葉を簡単に言わないでくれ、そんなに真剣な表情を向けないで。
私は素直だから、隠せない。
そういえば私、何故かジョングクに好かれてるんだっけ…なんて思い出してしまえば急に頬が熱くなる。
否定したいのに、自意識過剰かと笑い飛ばしたいのに、真っ直ぐ見つめる視線に何も言えなくなってしまうんだ。
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リサ(プロフ) - 一週間が君を収穫が一番大好きな作品です！ぴょんてでもピュアでもその後の2人が見たいです！！！！！！！もちろんぴょんて大歓迎です！！！！(大声) (2021年11月3日 19時) (
レス) @page46 id: 79c321d18e (このIDを非表示/違反報告)
ぴんた(プロフ) - ミイミイさん、好きなように書いて頂き、作者さんがイキイキと楽しむことが私達読み手にできることなのです。どうぞきばらずにありのままでいいんです。 (2021年11月1日 0時) (レス) @page48 id: 444b159c2d (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - ピョンテだろうがなかろうが、好きな作家さんが好きなように書いて下さってそれを供給してくださるならばどんな形でも本望です。我徳です。どんとこい通り越してもっとやれなのです。 (2021年10月29日 1時) (レス) @page47 id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 全然大丈夫です👍思いっきり次の作品も楽しんで書いて下さい！楽しみに待ってます✨ (2021年10月28日 22時) (レス) @page47 id: e48d648891 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - 今まで通りで大丈夫です！待ってます〜！ (2021年10月28日 20時) (レス) @page48 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年4月12日 9時
