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文句を言いつつも最終的には私のわがままに付き合ってくれた弟のジミナも、愛しの彼女から電話が来れば私とテヒョンをわが家のリビングに残し、さっさと自室へと戻ってしまった。
残された私とテヒョンはだらだらと互いの近況を話すも私はあの出来事が頭を過った。
私がまさか、生意気な後輩に振り回されているだなんて。それが原因で今荒れてるだなんて理由を言った所で馬鹿にしかしないんだろう。
……テヒョンはそういうのを面白がるやつだから。
｢……テヒョナ。私に壁ドンしてみてよ。｣
TH｢え？いきなりどーしたの。……壁ドンってあの壁ドン？｣
｢そー、あの壁ドン。テヒョナは誰かにしたことある？｣
TH｢んーん。ない！
あんなのイケメンじゃないとやっちゃだめなヤツじゃん？
なにヌナ、あーいうのに憧れてんの？｣
｢いやいやあんた充分イケメンだし。
無自覚かよ。あー怖い、イケメン怖すぎる。
憧れてたまるか！けどさぁ……やっぱいい、なんでもない。｣
深夜の恋愛ドラマのまぁまぁあはんなシーンを無言で観る私達。
合間にやだぁ♡とかそれはナイよねぇ、なんてイチイチ突っ込んでるテヒョンを見ては柿ぴーをボリボリ食べる。
あの時、ジョングクにされたそれがドラマのシーンにもあって。あれはいきなりすぎたけど思い出してみれば、ちょっとだけ胸が鳴ってしまった。
イケメンならば誰しもドキドキすんのかな、なんてぼんやり考えてみる。
あの場面はイケメン限定の不可抗力ドキドキなのか、それとも。
……あぁ、だめだ。いくらテヒョンがイケメンだからって試すのは失礼か。
TH｢……よいしょ。｣
｢……え、……なんでこっち来るの。……近くない？
あ！今いい所だったのに！｣
TH｢……壁ドン、されたいんでしょ？｣
ずいっとドラマを遮るように私の目の前に座ったテヒョン。
まぁまぁの近距離でにこにこと見つめる。
壁ドンなんか嫌いだ、されたい訳が、と否定するも頭に生意気でカタブツな後輩のあの真剣な顔が何度もチラつく。
ハッとしてみればテヒョンと私の距離はさっきよりもっと近くなっていて、それと同時に自分の背中がソファーにとんっと当たった。
｢……ふふっ。壁ドンじゃないじゃん。｣
TH｢んふふっ……確かに。これじゃあソファードンだね？｣
にっこりと弟の親友は微笑んだ。
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リサ(プロフ) - 一週間が君を収穫が一番大好きな作品です！ぴょんてでもピュアでもその後の2人が見たいです！！！！！！！もちろんぴょんて大歓迎です！！！！(大声) (2021年11月3日 19時) (
レス) @page46 id: 79c321d18e (このIDを非表示/違反報告)
ぴんた(プロフ) - ミイミイさん、好きなように書いて頂き、作者さんがイキイキと楽しむことが私達読み手にできることなのです。どうぞきばらずにありのままでいいんです。 (2021年11月1日 0時) (レス) @page48 id: 444b159c2d (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - ピョンテだろうがなかろうが、好きな作家さんが好きなように書いて下さってそれを供給してくださるならばどんな形でも本望です。我徳です。どんとこい通り越してもっとやれなのです。 (2021年10月29日 1時) (レス) @page47 id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 全然大丈夫です👍思いっきり次の作品も楽しんで書いて下さい！楽しみに待ってます✨ (2021年10月28日 22時) (レス) @page47 id: e48d648891 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - 今まで通りで大丈夫です！待ってます〜！ (2021年10月28日 20時) (レス) @page48 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年4月12日 9時
