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泣きすぎてぼやける視界のまま、ふわりと抱き上げられてぽふん、とベッドに沈んだ自分の背中。
派手に泣かされ弾けたカラダが思うように動かせずにいれば私を組み敷いたまま膝立ちのまま……暑いな、と小さく呟きながら上着やらTシャツを脱ぎ捨てたジミン氏に……絶句する。
……ぎゃーっ!
なんという破壊力……こっこんな可愛い顔してるのになんちゅーカラダっ……
当たり前に割れた腹筋としなやかな曲線を描く無駄の無さすぎるカラダ、少し汗ばんだ素肌。
それをダイレクトに私に見せつけてこの部屋は相変わらず明るすぎて。
無理っ……無理無理無理!
ごめんなさい……もう私、これ以上できないっ
ジミン氏の晒された上半身に耐えられなくて叫びたい私は、慌てて顔を枕に埋めてうつ伏せなった。
……これが、間違っていた。
JM「……どうして顔隠すの?」
「ご、ごめんなさいジミンくっ……無理です!
これ以上はもう無理っ……あとはもう他の誰かにっ」
JM「…そんなこと今さら……誰かって……酷いよヌナ。
俺はヌナがいいしヌナじゃなきゃいやだもん。
ね、こっちみて?」
「……っ……あ!やだっ……ジミンくっ……だめっ、」
JM「……やだもだめも聞きたくない。
俺はヌナの可愛い顔も声もどっちも見たいし聞きたい。」
散々で既にくたくたなカラダがまだ動かせず、決して経験豊富ではない私はこの状況に再び白旗を上げる。
耐えられずつい口走ってしまった誰か、というワードにジミン氏の声色が僅かに低くなって。
ちゅ、ちゅ、と背中に唇が押し当てられてぞくりとして。
背骨に沿って大胆に濡れた舌を這わせてはべろりと舐め上げて、その瞬間にまたびくっとカラダは跳ねた。
「あんっ……ジミンく……くすぐった、ふぁっ…」
JM「……振り向いてくれるまで止めないもん。
ここから見える全部もなんか……すごいね、」
いらん感想いうな、耳元で囁くな後ろから胸を揉まないで!なんて。
うつ伏せる私を攻めるみたいな彼からの刺激に言葉が出ない。その上狭いシングルベッドが身を捩るたびにぎしりと音を立てる。
…ジミン君って意地悪だ!
「…!…やっ……こんな体勢やだ、
まってジミンくっ……あっ……んっ、」
JM「……こんなんじゃ下着もう意味ないね。脱がすよ邪魔。
わ、……濡れすぎ、えろ。」
……うわぁーん!
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みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ もう続きが気になります!!更新されるの楽しみにしてます(^ ^) (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初めまして。大好きなじみんちゃんのお話を探してたらこの作品に出逢えました。普段完結ものしか読まないのですが。主人公の女性の気持ちに感情移入してしまい。素敵だなと思い読ませて頂いてます。お話し執筆されるの大変かと思いますが続きを楽しみにしています。 (2020年11月4日 13時) (レス) id: 4c311be18c (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - このお話大好きです!二回目でするっと解決とはいかなさそうですね(^^)これから2人がどうなるのか楽しみです〜! (2020年11月1日 14時) (レス) id: 6fe0a9177b (このIDを非表示/違反報告)
namicco(プロフ) - いつも楽しみによんでます。ジミンペンなのでいつもドキドキしちゃってます!ぜひ長く続けて下さい! (2020年11月1日 13時) (レス) id: 2bc59f1f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーふん | 作成日時:2020年10月18日 11時