12 ページ12
何度も何度も互いの唇を重ね合って熱い吐息を吐き出して。
ぷにぷになジミン氏のそれは可愛くてふわふわなのに重なる度に気持ちいいのに。
口内に入って暴れる濡れた舌が……激しい。
無我夢中、そんな言葉が今夜にはぴったりだと思った。
｢んっ……んぅっ……ジミンく、……くるし、｣
JM｢……やだ。止めたくない……キス、いっぱいしたい、｣
薄目を開けて私をじっと見つめる彼の色気にカラダがおかしくなる。
押せ押せなジミン氏は酸素を取り込みたい私にやだと言いながらがしりと後頭部をぐいっと引き寄せる。
……こんなキス、私だって知らないよ……
苦しくて逃げたいのにそれを許さない口づけ。
それが気持ちいいなんて私だって…
激しいキスが止まずにこの静かな部屋に二人の吐息が響き合って、段々と押し負ける私の背中が仰け反り倒れていく。
私の後頭部に添えた彼の手をそのままに、ゆっくり視界が反転しやがてぷちゅ、と強く下唇を吸われて離れた二人のそれは……もう真っ赤に染まり腫れぼったくて。
JM｢……はぁっ……本当に、いいの？｣
｢……ぷはっ……んっ……そんなの今さらっ…｣
JM｢ふふっ……だね。
じゃあ止めない……これ脱がして触るよ？｣
ころん、と倒れた背中にカーペットが当たる。
イチイチ確認するジミン氏の優しさや素直さが今さら過ぎて煩わしいとすら思う私はもう完全に女のスイッチが入っていて。
そんなふしだらな感情全てはあなたのせいで。
こんな色気を駄々漏らせて煽る香りや表情言葉は、本来こういうのに慣れていないはずの私を厭らしくしちゃったんだよ……
ふわりと微笑んだ彼が数回私の髪を撫でてやがてその手が背中に伸びてぷち、と外されたブラのホック。
緩くなり締め付けが無くなったそれを簡単に剥がされ、途端に恥ずかしさがこみ上げてくる。
｢……！やだっ……恥ずかし、よ……見ないでっ｣
JM｢……ヌナ、綺麗…
隠すのだめって俺言った。……わ、柔らかくてふにゃふにゃ、｣
｢……あっ！……や、んっ……待って、｣
こんな展開にのまれてしまった私でも
明るすぎる室内の照明や脱がされ晒された素肌に叫びたくなるぐらい……逃げたくなる。
ゆっくり熱い指先が大胆に胸に触れてしまえばもう言葉にならなくて。
思わず漏れた高い自分の声に唇をぎゅっと噛んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ もう続きが気になります！！更新されるの楽しみにしてます(^ ^) (2020年11月28日 18時) (
レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初めまして。大好きなじみんちゃんのお話を探してたらこの作品に出逢えました。普段完結ものしか読まないのですが。主人公の女性の気持ちに感情移入してしまい。素敵だなと思い読ませて頂いてます。お話し執筆されるの大変かと思いますが続きを楽しみにしています。 (2020年11月4日 13時) (レス) id: 4c311be18c (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - このお話大好きです！二回目でするっと解決とはいかなさそうですね(^^)これから2人がどうなるのか楽しみです〜！ (2020年11月1日 14時) (レス) id: 6fe0a9177b (このIDを非表示/違反報告)
namicco(プロフ) - いつも楽しみによんでます。ジミンペンなのでいつもドキドキしちゃってます！ぜひ長く続けて下さい！ (2020年11月1日 13時) (レス) id: 2bc59f1f36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱーふん
| 作成日時：2020年10月18日 11時
