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天と地、とも違う事務所のスターの１人とクビ寸前の……私。
そんな二人がこんなひっそりとした薄暗い休憩室で交わした会話はとんでもない内容だった。
JM｢……へぇー。ヌナはここに住んでるんだぁ。｣
｢ご、ごめんなさい…
こんな狭っ苦しい部屋に連れて来てしまって…｣
約束、と可愛すぎる小指を私に絡めたジミン氏の微笑みに勝てず、これ以上相容れない二人があの場所にいても誰かに見られたらたまったもんじゃないし。
どうすればいいのか分からず取り敢えず自分の住んでいるアパートに連れてきてしまった私はきっと間違っていると思う。
……うわ……どうしよ…
こんなワンルームにあのスーパーアイドルがいるなんて。
｢……あの、お茶どうぞ。｣
JM｢あ。ありがとうございます。
すみません、勝手にあがっちゃって。
……俺、女の子の部屋って初めて来ました。｣
｢……！……え、逆にすみません、こんな狭い部屋で｣
JM｢狭くないですよ……ふふっ。
なんかこの部屋……いい匂いがしますね。｣
どうすればいいのか未だに分からない状況で
取り敢えず落ち着きたい私は暖かい飲み物をテーブルに出した。
昨日たまたま掃除をしたからホッとするものの、
スーパーアイドルがこんな部屋にいるのに対して今さら色んな意味で……胸がばくばく鳴る。
どうしてこうなった……と思うもパク ジミン氏。
無自覚か分からないがなんかもう……お姉さんは倒れそうです。
｢…こんな生活感丸出しの部屋がいい匂いするわけないじゃないですかっ、
か、換気……今換気しますね！｣
そういう経験がないらしいから今の発言全ては素直に出た言葉なんだろうけれど。
やっぱり君のコンセプトは間違ってないし事務所の方針もこのままでいいと思います、てかいい匂いするのはあなたです！
カメラ監督に色気がない、と言われていたのは今日の真昼。
事務所……というかマネージャーの謎のセクシー路線推しに結果が出せない私は仕事はないわクビ寸前の売れないグラビアアイドル。
生易しい世界ではない、簡単には売れない世界で生きるために悩む私の、｢色気｣や｢セクシー｣は偶然出逢った彼も似て非なる悩みを抱えていた。
JM｢ヌナは今から…何を教えてくれるの？｣
……あぁ、どうしよう。
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みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ もう続きが気になります！！更新されるの楽しみにしてます(^ ^) (2020年11月28日 18時) (
レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初めまして。大好きなじみんちゃんのお話を探してたらこの作品に出逢えました。普段完結ものしか読まないのですが。主人公の女性の気持ちに感情移入してしまい。素敵だなと思い読ませて頂いてます。お話し執筆されるの大変かと思いますが続きを楽しみにしています。 (2020年11月4日 13時) (レス) id: 4c311be18c (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - このお話大好きです！二回目でするっと解決とはいかなさそうですね(^^)これから2人がどうなるのか楽しみです〜！ (2020年11月1日 14時) (レス) id: 6fe0a9177b (このIDを非表示/違反報告)
namicco(プロフ) - いつも楽しみによんでます。ジミンペンなのでいつもドキドキしちゃってます！ぜひ長く続けて下さい！ (2020年11月1日 13時) (レス) id: 2bc59f1f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2020年10月18日 11時
