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朝、ゆっくり目を開けるとそこには見慣れた天井が視界に入り、まだ正常に動かない脳と気だるいカラダに鞭打ってゆっくりと起き上がる。
……あれ、私…と考えてみれば。
素っ裸で何も身に付けていない自分の姿に加えて床に無惨に散らばった昨日身に付けていた衣服を確認し、昨夜の出来事を一気に思い出す。
……ぎゃあああああっ！
まじか…私確かあのBTSのじ、ジミン君となんちゅーことをっ
記憶にあるのは散々だった……あの不純な夜。
一気に思い出してしまい、再び布団の中に潜って一頻り悶え赤面して。
ハッとしてまた起き上がり見渡せば
この部屋に彼はもう……いなかった。
ごめん、と一言書かれ、テーブルに置かれた一枚のメモ。
それを見つけてぼんやり見つめていればさっきの恥ずかしさや言い様のない照れくささが僅かにその温度を下げて、私は何となく虚無感を感じた。
ごめん、とはどういう意味だろう……
小さい文字で鍵はポストに入れておくね、と親切に書いてはあるけれど私が知りたいのはそこじゃなかった。
……ジミン君……文字まで可愛いんだなぁ……ってどこかぼんやり思うのに。
普段住み慣れた私だけの小さなワンルーム。
すん、と空気を取り込めば僅かに残る甘い香りは私のモノではなくて、それは確かにここで昨夜何があったのか私に教えるのに。
……ごめん、じゃ何もわからないよ……ジミン君。
でも思い返してみれば昨日は本当に何もかもがめちゃくちゃだった。
自暴自棄、ナンパ……悩んでる、と切羽詰まったような表情。
私は私でぎゅっとこの手首を掴んだ彼をほうっておけなかった。
でも、どんな理由であれあんな展開なんで……と今さらぼぼぼっと全身に熱が集まってしまい急に何もかもから逃げ出したくなって。
一夜限りなんて、ハジメマシテなのにあんなにみ、……乱れるだなんて今までの人生で一度だってない。
こんな私がそんな事を経験するだなんてあるわけがなかった…
しかも相手はあの、……わわわっ……どうしよう！！
なんたる醜態を晒してしまった……
え、これって所謂あれだよね、ワンナイトなんちゃらって……言うんだっけ。
でもラブはある訳がないしお互いにお互いのことを知ってた訳じゃないし……ん？
私……もしかしてヤリ捨てられた、？
そんな思考が頭を覆って。
…あぁ、なんてことを……不純だ。
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みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ もう続きが気になります！！更新されるの楽しみにしてます(^ ^) (2020年11月28日 18時) (
レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初めまして。大好きなじみんちゃんのお話を探してたらこの作品に出逢えました。普段完結ものしか読まないのですが。主人公の女性の気持ちに感情移入してしまい。素敵だなと思い読ませて頂いてます。お話し執筆されるの大変かと思いますが続きを楽しみにしています。 (2020年11月4日 13時) (レス) id: 4c311be18c (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - このお話大好きです！二回目でするっと解決とはいかなさそうですね(^^)これから2人がどうなるのか楽しみです〜！ (2020年11月1日 14時) (レス) id: 6fe0a9177b (このIDを非表示/違反報告)
namicco(プロフ) - いつも楽しみによんでます。ジミンペンなのでいつもドキドキしちゃってます！ぜひ長く続けて下さい！ (2020年11月1日 13時) (レス) id: 2bc59f1f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2020年10月18日 11時
