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女性上位のこの体勢も自分から重ねくっつけるキスも。
だめって言う否定さえ無視して今だけあなたに溺れたい。
押せ押せな私に徐々に後退していく彼の背中を気にも止めず、何度も唇を重ねて触れる手を大胆にして。
私の動きに反応してくれる熱が煽るから、もっともっとって思っちゃう。
…もう、いいかな…私のペースになったキスもこの空間にも。
のまれてしまっても、いいかな…
だってジミン君の堪えてる表情とか赤いほっぺとか。
もっと見たいの、その熱い吐息も漏れる僅かな声も聞きたいの…
JM「……だめ、ヌナいい加減にして。
これ以上したら……俺怒るよ?」
「…んっ……ジミンく、私……もうしたい、
怒っちゃだめっ……も、しよ?」
JM「………!…ヌナのくせに生意気……あぁもう卑怯だって…
んっ……まじでするよ?」
「……うん。もう限界なの……お願いジミン君……抱いて、」
ぱしっと手を掴まれ待ったをかけられても重ねた唇が離されても。
溺れたい私はちゅ、と彼の頬にキスをしてそのまま揺れるピアスに唇を寄せる。
……もう、カラダが限界なの、とぎゅっと抱きつけば悔しそうでいて苦しそうでいて半開きで濡れた唇でジミン君は私を見上げて。
彼の表情言葉の全部に私は今夜だけ……不純すぎるけれど、溺れてしまいたいんだと……自ら求め、同意するんだ。
「あっ、……ジミンくっ……」
JM「……ヌナ……ちゅーして、」
止まらない二人の不純な夜。
ベッド沈んだ私の膝裏をぐっと持ち上げ大胆に開いて
ゆっくり繋がる……互いの火照ったカラダに甘く厭らしくこの空間も色が変えられていく。
教えて、教える、という当初の謎の言い合いも
今ここには必要なくて、ジミン君は大人の男性で。
自然に重なるカラダになんだか胸がぎゅっとなって
彼の可愛くてずるいちゅーして、の言葉にまた私は煽られる。
こじ開けられていく感覚は強い刺激でびくんっとカラダは跳ねて無意識に汗ばむ彼の肩にしがみついて。ただひたすらにキスを無我夢中で交わし合い、やがて私の奥深くまであなたの熱は沈んでいく。
「…んっ!……ふぁっ……ジミンくっ……苦し、」
JM「はぁっ……やば、……俺も苦し、よ……ヌナ、」
……なんだか泣けちゃう。
不純すぎる二人なのにめちゃくちゃな展開なのに。
何だか私は泣けてしまった。
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みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ もう続きが気になります!!更新されるの楽しみにしてます(^ ^) (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初めまして。大好きなじみんちゃんのお話を探してたらこの作品に出逢えました。普段完結ものしか読まないのですが。主人公の女性の気持ちに感情移入してしまい。素敵だなと思い読ませて頂いてます。お話し執筆されるの大変かと思いますが続きを楽しみにしています。 (2020年11月4日 13時) (レス) id: 4c311be18c (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - このお話大好きです!二回目でするっと解決とはいかなさそうですね(^^)これから2人がどうなるのか楽しみです〜! (2020年11月1日 14時) (レス) id: 6fe0a9177b (このIDを非表示/違反報告)
namicco(プロフ) - いつも楽しみによんでます。ジミンペンなのでいつもドキドキしちゃってます!ぜひ長く続けて下さい! (2020年11月1日 13時) (レス) id: 2bc59f1f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーふん | 作成日時:2020年10月18日 11時