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どうして…
眠りから目を覚ました私が必死に身を捩り逃げようとしても、強く腕を掴まれていて身体が動かせない。
なんで貴方が、ソクジンがここにいるの……なんて疑問やこの状況に脳は混乱して私を見下ろす彼の視線は氷のように冷たくて。
JN｢……あんな事で私を出し抜けるとお思いでしたか？｣
ソクジンに押し倒されたままぎり、と強く手首が握られる。
痛みに顔を歪めてもその冷たい表情は変わらぬままじっと私を見つめる。
JN｢……あのホソクという男には私から脅しをかけておきました。｣
｢…………っ！！｣
JN｢……本当に可哀想な男だ。
貴女のような考え、企てに巻き込まれ人生を棒に振るなんて。
それを私は止めたまで……貴女のせいであの男は命を無駄にするところだった。｣
｢…………なに言って…｣
ソクジンの口から出たホソクの名に無意識に身体が跳ねて。
可哀想、と言ってはいても鋭い視線は相変わらずで私はソクジンの全てに怯みそうになった。
……まさか、私の計画かバレてしまったの……と考える間もなく彼は唇を私の耳に這わせて。
｢………！やっ……離れなさいっ…｣
JN｢……何度言ったら分かるのですか？
貴女は本当に馬鹿過ぎる。もう運命は決まっていると言っただろう？｣
｢……いたっ……やだ、ソクジンやめてっ…｣
ちゅ、と耳に当たる唇。やがてぬるりと濡れた舌が悪戯に這いその低い声にぞくりとする。
負けたくない私の制止の声は届かなくて強くかじられてしまえばびくっと身体が跳ねた。
｢……貴女は調子に乗りすぎた。
きつい仕置きをしなければならない上に貴女は最も大事なことを忘れている。｣
急な痛みにハッとしても鋭い視線で捩じ伏せられて。
逃げ場のない私は聞きたくなどない、最も耳にしたくないそれをソクジンによって突き付けられ。
JN｢貴女が最も憎い私の父が……どんな方なのかを忘れたんですか？
ホソクを血祭りに上げるなんて造作もない……
貴女のつまらぬ思考のせいで関係のない人物が死んでいっても……貴女は見過ごせるんですか？｣
ぼろりと頬に生温い雫が滑っていく。
私の企てや目論みを間違っていると指摘するソクジンに再び私は心を壊される。
JN｢……今宵は覚悟をして下さい……A様。｣
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ぽち(プロフ) - シリーズ1…すでに色々ありすぎて、更新さられるたびにワクワクが止まりませんでした(≧∀≦)ホビさんが出てきたときとか、ジン様が復讐相手の実子だった時とか…もう何度も「なぬー！？！？」ってなりましたwシリーズ2も楽しみにしてます☆ (2020年7月4日 10時) (
レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民 - まだまだお話しが続くようで大変嬉しいです。今後の展開めっちゃ気になります。 (2020年7月4日 9時) (レス) id: bdb38dd673 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 黄色ジャス民さん» ありがとうございます！嬉しいお言葉、感謝です。これからもぜひ、よろしくお願いします！更新も頑張りますね！(*^^*) (2020年6月28日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民 - 初めまして！小説読みました。めっちゃ大好きで今後の展開が気になります。これからも愛読していきます。 (2020年6月25日 7時) (レス) id: 9d40e02138 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» ぽちさんありがとうございます本当に久しぶりですね……いつもありがとうございます！！こじらせ女子も準備中ですし、そちらの方も頑張るつもりですしこのお話もよろしくお願いしますねっ(*^^*)いつも暖かいお言葉本当にありがとうございます！大好きです(*^^*) (2020年6月18日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2020年6月17日 10時
