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ちゅ、と触れるあまくてあったかい熱に自然と微笑んで、互いに吸い寄せられるようにそれを繰り返す。
気持ちよくて心地よくて俺の腕の中に包まれる彼女はふにゃりと笑顔を浮かべて。
こてん、と首に顔を預ける仕草がめちゃくちゃ可愛くて、対する俺はふわふわな長い髪にそっと顔を埋めた。
｢……A、今日は俺のわがままに付き合わせてごめん。
疲れたでしょ？眠いなら寝てもいいよ。｣
｢……ふふっ。謝らないでよ。
テヒョンのわがままに私が弱いの知ってるでしょ？
一緒にいれるの、すごく嬉しいんだよ。
まだ寝たくないしもったいない。
……もっとテヒョンとお話、したい。｣
へらっと笑うAが可愛すぎて謝らないで、と華奢な手が俺の背中に回って。
もったいないは俺も同じだけど、今にも寝てしまいそうな彼女の瞳はゆっくり閉じる。
考えなくてもハチャメチャでいきなりすぎた俺の行動は本当にわがままの度を越えていたと思うから。
なのにそれを許すAも大概だし、俺ららしいというか。
なんかたまんなくなって、また抱き寄せれば甘い香りが鼻を掠め互いの素肌がぴたりと合わさったこのあたたかさに俺の瞼も重くなった。
｢……Aはあまくて、あったかい。
俺も一緒にいれて嬉しいよ。｣
｢…ふふっ…テヒョンのが眠そうだね、なんかくまさんみたい。
忙しいはずなのに……私を連れ出してくれて、ありがとう。｣
｢……眠くない…いっぱいお話するんでしょ、
俺、まだなにもしてあげれてない、｣
｢おもてなし、してくれるんでしょ？
お話も全部全部、楽しみにしてるね。……テヒョン、おやすみ。｣
ゆっくり瞬きするAの大きな瞳は色素がわりと薄く、ひまわりみたいで不思議で、俺はそんな彼女がずっと好きだった。
真っ白な肌は日焼け知らずで、ちょっぴりそばかすがあって。
ふわふわな髪も相まってどこか海外の女の子っぽい雰囲気すらあってそんな所もすげー好き。
麦わら帽子に白いＴシャツ、デニムのオーバーオールに軍手、長靴が世界一似合ってて、都会を知らない彼女を自分の腕に閉じ込めた俺はあまくてあったかい全部に吸い込まれるように意識が遠のいていく。
おもてなしも、まだまだ知らないそれぞれの物語も全部全部。
俺も楽しみだし楽しみにしててほしいって思うよ。
おやすみ、と微笑んだ彼女を抱きしめて
俺はゆっくりと自然に眠りについた。
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rei(プロフ) - わあおっっ🩷いいですねぇ〜テヒョンもヒロインちゃんも可愛くてたまらんです！ (2月18日 21時) (
レス) @page40 id: ca6de663e9 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - 更新ありがとうございます(TωT) (2月18日 19時) (レス) @page40 id: 9b10fd0ddb (このIDを非表示/違反報告)
ててまり(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2023年2月14日 10時) (レス) @page39 id: 7fc5a4834b (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 最高🫶🏻 (2022年5月13日 1時) (レス) @page39 id: cc2b0d8fad (このIDを非表示/違反報告)
ワカ(プロフ) - わぁぁぁぁ、、ドキドキが、、吐きそー笑笑 続き楽しみです(*´꒳`*) (2022年1月27日 12時) (レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年11月4日 20時
