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｢……っテヒョン、……私、自分で歩けるよ、｣
｢……んー？いいのいいの。
俺がこうしたいだけ。｣
ふわりと抱き上げられて、甘くて大好きな香りに包まれて。
歩き出したテヒョンが柔らかく笑い、その足どりはきっと
あの広い寝室。
幼なじみの距離とは違うこの距離に胸のばくばくは治まらないけれど、いつになく優しくて見上げてみればどんな角度から見てもやっぱりテヒョンは格好いいなって思う。
これから何をする、そんな野暮な考えは必要なくて今はそうじゃなくて。
やがてゆっくり大きなベッドに下ろされてぎしっと鳴ったそれにさえ、今日はもう意識してられない。
｢……いきなり連れて来ちゃってごめん。
会いたかった……たった数日離れただけなのに俺、だめになりそうだった。｣
｢……ふふっ。……うん。今はもう怒ってないよ。
びっくりしたけど、私も寂しかった……テヒョンに会いたかったよ。｣
ちゅ、と触れるだけのキスが顔中に降ってカラダも心も全部暖かくなる。
会いたかった、その言葉が嬉しくて私だってほんの数日離れただけなのに寂しかったから。
そんな感情が二人一緒なのも嬉しいし、優しくてくすぐったいこの口づけも……大好きだ。
……テヒョン、すき。大好きだよ。
｢ふふっ……テヒョン、くすぐったい………んっ｣
緊張を溶かすように遊ぶようにキスをして互いに緩く微笑んで。
彼の部屋の照明は明るすぎないぼんやりと暖かいそれで二人を包み込む。
影が重なり、じゃれるような口づけは段々と深くなり
濡れた水音を響かせて。
吐き出す吐息に合わせてゆっくり唇を開けば、彼は私の口内に入り互いに気持ちを乗せるかのように舌を絡ませ、より一層キスが激しくなる。
徐々に後退する背中はやがてぽふん、とシーツに沈み長いキスの合間にテヒョンは沢山の刺激を落として。
腰やおしりを撫でられびくっと反応すれば、いとも簡単に私の身を包むバスタオルがぱらりとほどけて。
｢やだっ……テヒョンまって、あっ……んむっ、｣
｢散々待ったよ俺。もう待たない。A、ちゅーして｣
時折漏れるテヒョンの熱っぽい吐息に私のカラダと心が熱くなる。
せがむくせに待たずに唇がすぐに重なって、指先はどんどん大胆に私の素肌を甘く火照らせて。
激しいキスをそのままに、やがてバスタオルは邪魔、とでもいうように剥がされた。
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rei(プロフ) - わあおっっ🩷いいですねぇ〜テヒョンもヒロインちゃんも可愛くてたまらんです！ (2月18日 21時) (
レス) @page40 id: ca6de663e9 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - 更新ありがとうございます(TωT) (2月18日 19時) (レス) @page40 id: 9b10fd0ddb (このIDを非表示/違反報告)
ててまり(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2023年2月14日 10時) (レス) @page39 id: 7fc5a4834b (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 最高🫶🏻 (2022年5月13日 1時) (レス) @page39 id: cc2b0d8fad (このIDを非表示/違反報告)
ワカ(プロフ) - わぁぁぁぁ、、ドキドキが、、吐きそー笑笑 続き楽しみです(*´꒳`*) (2022年1月27日 12時) (レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年11月4日 20時
