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胸の締め付けがなくなり、テヒョンの大きな手が私のシャツの中に入りこみ、素肌を大胆に這う。
……うそ、いつの間に！と慌てる私は長いキスとずっとさわさわと触れられた妙な刺激に呼吸も絶え絶えで。
やがてむにゅ、と私のそれが彼の手に包まれた瞬間にびくりと大袈裟なぐらいにカラダが跳ねた。
｢……やだっ、……てひょ、これ以上はっ…………ふぁっ｣
｢かわいー……んふふ。
これ以上ってなに？｣
｢っ……そんなのっ……あっ！……やっ……あっん、｣
｢……その声もすげー好き。ね、こっち見て。｣
やわやわと動く手がイタズラっぽく私の胸を遊んで、その度に跳ねるカラダは自分じゃないみたい。
こんな展開なんて私にはもう耐えらないのに、普段以上に意地悪な表情のテヒョンはきゅっとその口角を上げる。
にやっと笑いながら再びぱくりと食べられた私の耳。
かわいいと紡ぐ低いその声がダイレクトに伝わって
くちゅ、と濡れた舌をわざとらしく這わせて。
その感覚は言葉にならなくてぞわわっと全身が震えて。
テヒョンの長い指先が新しい刺激を乗せるみたいに
私を攻めるみたいに……胸の先端を意地悪く弾いた。
誰にも触られたことだって見せたこともなかっただけに
高い自分の変な声だってこんな格好だって。
……全部全部、恥ずかしいに決まってる。
こっちみて、と言われてもそんなの無理。
カラダに力が入らないけれど、意地悪なテヒョンに負けたくない私は思わずぷいっと顔を逸らした。
……けど、自分のこの行動に後悔することになるなんて。
｢なんで顔逸らすの。俺、ちゅーしたい。｣
｢……し、しない！｣
必死に近くにあったクッションを手繰り寄せてそれにぎゅっと抱きついて。
こんなの無理、耐えられない、とガチガチでくたくたなカラダに鞭打って顔を埋めた私の耳元を擽る彼の低い声は不満げだ。
テヒョンとのちゅーは好き、だけど。
好きだけど私は何もかもが初めてだから、何もかもが整っていない。
世の中の女性はこんなに破廉恥なコトを経験してるのか、と
なんだか思考が熱いカラダとテヒョンのせいでおかしくなってくる。
｢……ちゅーしないの？｣
｢しないっ……も、いい加減にっ、｣
｢……ふーん。じゃあこっちにする。｣
｢あっ、何して……ひゃっ、！……んっ｣
テヒョンと私の謎の戦いの幕が上がった。
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rei(プロフ) - わあおっっ🩷いいですねぇ〜テヒョンもヒロインちゃんも可愛くてたまらんです！ (2月18日 21時) (
レス) @page40 id: ca6de663e9 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - 更新ありがとうございます(TωT) (2月18日 19時) (レス) @page40 id: 9b10fd0ddb (このIDを非表示/違反報告)
ててまり(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2023年2月14日 10時) (レス) @page39 id: 7fc5a4834b (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 最高🫶🏻 (2022年5月13日 1時) (レス) @page39 id: cc2b0d8fad (このIDを非表示/違反報告)
ワカ(プロフ) - わぁぁぁぁ、、ドキドキが、、吐きそー笑笑 続き楽しみです(*´꒳`*) (2022年1月27日 12時) (レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年11月4日 20時
