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……私が自分からテヒョンに抱きついて寝てたなんて……そんなの信じない。
きっと彼はそうやって私のせいにして自分を優位にしたいだけ、と最低なことを一瞬考えてしまったけれど。
テヒョンは ふっ、と真顔になって私を見つめた。
……負けるな、私。
｢……信じたくないけどそれが本当なら……寝ぼけて、ごめんなさい。
でも！
テヒョンも困ってるならわざわざ賭けなくたっていい話で、今日からは私は自分の部屋で寝たい、です。｣
｢……は？なに言ってるの。そんなのだめに決まってんじゃん。
確かに毎回俺は困ってるけどそれは……はぁ。……
あー、もう。やっぱトランプやめる。｣
ぼそぼそと府に落ちない感満載で謝る私にため息をついたテヒョンは
きっと私を面倒だと思ってる。
やめる、とトランプを投げ出し、それに私は頭にハテナが浮かび。
え、なんだか……怒ってる？
｢……ね、A。ちゅーしよ？｣
｢…………は、はぁ！？……なにいって、｣
バラバラになったトランプを拾い集める私は何もかもがハテナだ。
テヒョンの考えてることが分からないしこの状況も分からないし
なんなら……このままひっそりフェードアウトして自室に籠りたいとさえ思ってた。
なのに妙に低い声が私の耳元で囁かれ、その内容だって……あれで。
思わず振り向いてしまえば簡単に手首を取られてしまって。
｢……て、テヒョンっ……離して、｣
｢寂しいから、置いてかないで。｣
｢……！それならポチをここに｣
｢俺は、Aと一緒がいいの。
ってことでちゅーしよ。｣
｢……！わゎっ……あぶな、｣
寂しいも置いていくなもずるくて卑怯だし、その上目遣いはもっとずるいし納得できないことだらけの言い分には反論したいのに……テヒョンの妙な表情は私を動けなくする。
取られた手首が更に引っ張られてしまえば
せっかく集めたトランプが私の手から滑り落ちバラバラと散らばって、ハッとしてももう遅かった。
とんっと体勢が崩れて私はまさかテヒョンの胡座の上に乗ってしまい
超至近距離でばちん、と交じる二人の瞳。
こんなのっ……意識しない方が無理、
｢ご、ごめっ……テヒョン降ろしてっ、｣
｢……やだ。ねぇもう黙って。｣
彼の長い睫毛を見つめるこの距離は到底慣れそうにない。
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tete?(プロフ) - 素敵すぎます！！キュンキュンしたし号泣しました！ぜひ続編が読みたいです！ (2021年10月22日 20時) (
レス) @page50 id: 9f2748196d (このIDを非表示/違反報告)
かおりんこ(プロフ) - 初めまして！可愛いキュンキュンするお話をありがとうございました！ソウル編ぜひお願いしたいです🙏💜 (2021年10月21日 20時) (レス) @page50 id: 938f0fcb54 (このIDを非表示/違反報告)
かづき(プロフ) - はじめまして。二人のかわいらしさにかは寄せられて、毎回更新が待ち遠しかったお話です。幸せな結末でうれしかったんですが、もう終わっちゃうのかと寂しくなりました。ぜひ、続編をお願いします。楽しみにしています。 (2021年10月20日 16時) (レス) @page50 id: 3327e12a6b (このIDを非表示/違反報告)
hal(プロフ) - はじめまして。楽しく読みました♪ ソウル編も読ませていただけましたら嬉しいです。 (2021年10月20日 16時) (レス) @page50 id: 17280345a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりか(プロフ) - キュンキュンするお話ありがとうございます（ ; ; ）ソウル変更楽しみにしてます💜 (2021年10月20日 3時) (レス) @page50 id: fc911e40d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年9月9日 23時
