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どうしてそんな瞳で私を見つめるんだろう。
いきなり場の雰囲気を変えるような、そんな瞳。
たまに彼はこうやって私をじっと見つめ、私はその視線になぜかカラダが固まってしまう。
テヒョンの指先がふいに私の頬に当たり、それはさっき強く擦られた場所で。
｢頬っぺた赤くなってる。
擦り過ぎたよな……さっきはごめん。｣
｢……っ、……べ、別に大丈夫っ……気にしないで、
それより早く出よ？朝ご飯つくらなきゃ、｣
｢……A、だめ。｣
そんな声で私の名前を呼ばないでほしい。
テヒョンのいきなり出す低い声は、あの頃のあどけなさと可愛さとはかけ離れていて、それを耳にすれば何故か何かがぶわっと溢れてしまいそうで逃げ出したくなる。
耐えきれない私は慌ててここから出ようと試みるも
だめと言われぐいっと腰を引き寄せられて……頬に当たった暖かくて柔らかい何か。
ちゅ、と可愛く鳴ったそれは繰り返し当たり
小さくバスルームに響いた。
…………え、？
｢……わぁっ！……ちょ、テヒョンっ……なにして｣
｢……うん。消毒してる。……あー、なんかまた腹立ってきた。｣
｢…意味分かんなっ……犬じゃないんだからっ…｣
私の腰を引き寄せたまま屈んだテヒョンの唇が優しく押し当てられて……訳がわからない。
腹立つって言われても意味不明すぎて。
やめて、と身を捩り抜け出すことは可能なはずでも。
……やっぱり私はどこかおかしくなったのかもしれない。
だって、テヒョンの香りも優しく当たる柔らかいそれも、耳に馴染みのない大人っぽい声も。
恥ずかしさや驚きはあっても嫌じゃないんだもん。
ちゅ、と可愛い音が繰り返されてくすぐったいのに心臓が破裂しそうなのになんだか……暖かいんだ。
｢そんな顔、すんなよ……まじでぶさいく。｣
｢……！う、うるさ…｣
｢あ。そうだ。このまま一緒に風呂入る？｣
｢なに言って……入るわけないでしょ！
あぁもうっ……私、先に出る！！｣
お決まりのぶさいく。よりも火照った頬が熱すぎてくすぐったくて、耐えられない。
だって……一緒にお風呂入るなんてばかじゃないの！？
なんてハッとして。
テヒョンの冗談やからかいに転がされたり
いい加減反応しちゃいけないのに、私ってば本当におかしい。
今度こそ、勢いよくバスルームを飛び出した。
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
