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いい歳した大人なのに私ってば恥ずかしい。
顔に土をつけたままだったなんて、普段から鏡をあまり見ないとはいえ色々と終わってる。
｢……わゎ！……ユヌ君っ、｣
｢……うん、とれたよ。｣
くいっと躊躇いなく伸びた指先が私の頬を拭い彼はけらけらと楽しそうに笑って。
情けない私は羞恥心が込み上げ、正直今日はもう帰ってほしいと思ってしまった。
そんな時。
｢……A、俺のパンツどこー？｣
廊下の先から聞こえた声にハッとして。
な、なんというタイミング……と思うもパンツというワードにびくりとカラダが跳ねた。
そういえばテヒョンはお風呂に入ってたんだ。
……パンツの場所なんて私がわかるわけないじゃん。
｢……ヌナ、じゃあまたね？｣
｢……あ、うん。｣
｢……今度野菜のお礼に何か持ってくるから楽しみにしてて？｣
｢……え！？そんなの気にしなくて｣
｢いーのいーの。じゃ、お疲れ様！｣
まさかのタイミングでの呼び掛けに焦った私が口籠ってしまえば。
最初は驚いたような表情を見せたけど、にかっと笑ったユヌ君はお疲れ様、と引き上げていって。
ばたん、と閉まるドアを受け取った荷物を持ったまま見つめた私は思わず溜め息を溢してしまった。
｢……誰、あいつ。｣
宅配物をリビングに運べば、テヒョンが自身の髪をタオルで拭いていて。
あいつって……ユヌ君のことかな？
いつもより低い声がいまいちよく分からないけど、その姿はきちんと部屋着だった。
……ていうかパンツどこ、なんて関係ないんじゃん。
｢……あ、おはようテヒョン。お風呂上がったんだね。
宅配物を受け取っただけだよ、ほら。｣
｢俺、親戚のおじさんじゃないし。｣
｢ふふっ。それはつい……ごめん
だってテヒョンがいる、なんて言えないし…
けど安心して？もう帰っちゃったしバレることはないよ。｣
……え、なんか怒ってる？
と思うも、何かが気に入らないらしい。
心配するようなことは何もないけど、確かに親戚のおじさんは嫌だったかな、と考えれば自分でも小さく笑ってしまった。
｢……はぁー。
あのさ、ちょっとこっちきて｣
｢え、……わぁっ｣
真顔のままのテヒョンはいきなり私の手首を引っ張った。
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
