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謎すぎたハグはメンタルケアらしいけど、私の育てるイチゴの収穫を楽しみだと微笑んだテヒョンに自慢のイチゴを食べて貰えるなら素直に嬉しいと思えたし、だらだら飲んだアルコールにカラダがほわほわする。
今日は丸１日遊んだから明日は早く起きて畑に行こう、と考えて。
ちょっと千鳥足になりながらそれぞれ歯磨きをして床につく。
なんやかんや今夜もまた私たちはリビングにポチを挟んで川の字になっておやすみ、と照明を落とし目を瞑ったけれど。
テヒョンがいきなりやってきて
１週間滞在すると宣言し私の日常に入り込んで過ごす今は、思ったより賑やかで……まだ期限の序盤なのに私のほうが楽しくなってる。
明日なに作ろうかな、なんて考えたり
何気ない普通の会話とか思い出話とか。
独り言は私の長年の癖だけど、それに返事があるだけで
一人じゃないっていうだけでこんなにも普段と違うんだと実感する。
私はこの生活に対して寂しくなんか、一人が好きだ、と強く思ってたつもりで……これは意地、なのかもしれない。
あと数日すればこの賑やかなテヒョンと過ごす日も
あっという間に静寂へと変わっていって私は普段の生活を取り戻すんだ。
……寂しいな、なんて本音を酔いのせいでぽろりと溢してしまいそうになり、慌てて寝返りを打ちぎゅうっと瞼を閉じる。
テヒョンはポチとカラダを寄せ合い、もうすっかり夢の中で
私だけがずっと謎の葛藤ばかりを繰り返す。
……もういい加減寝なきゃ、と明日やる作業を頭の中で組み立てれば脳がやっと切り替わったような気がして私は意識を手放した。
どれだけ夜ふかししても日頃のルーティンがカラダに染み付いているから、いつもの時間に目が覚めたけれど。
昨日の朝と同じような不自然な感覚……それは私を包む暖かい何かで、ハッとすればまた私はテヒョンの抱き枕にされていた。
うそでしょ、何でまたこんなことに……と慌てても今朝は私を包む彼のカラダもそうだけど、目を覚ました瞬間に見えたのは超至近距離の長い睫毛だった。
ぎゃーっ！と声を出してしまえばいいのに。
どんっ、と突き飛ばしていくら昔馴染みでもさすがに、なんて注意すればいいのにやっぱり私は……おかしい。
穏やかにもあどけなさと可愛さを含んだテヒョンの寝顔にきゅ、となって思わずじっと見つめてしまう。
｢……っテヒョンの、パボ…｣
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
