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マスクとキャップを装着してもテヒョンのそういうオーラは隠せない上に、田舎のスーパーであんなカード出されちゃそりゃ注目されちゃうよ、と笑う私としょんぼりな彼。
とりあえずバレず無事に買い物を終えてまた同じ道をドライブして大荷物を抱えて帰宅して。
次なるイベントは……ポチのシャンプー。
｢……うおっ！……ポチ待って……今はやるな、まだだめだぞ……
……わぁぁぁあっ！｣
｢……あははっ！｣
庭の木陰にビニールプールを用意してポチと水遊びがてらシャンプーして。
お決まりの濡れた犬がやる
ぶるんぶるんに二人、びしょびしょで。
泡と水にまみれててんやわんやでも、暑く夏らしくてこんなお休みも悪くないなって。
きゃあきゃあ言いながらも天気が良くてすごく楽しくて、こんなに笑ったのは本当……久しぶりだった。
そんで、余計なハプニングは私をどうしたいのだろうか
楽しく１週間を過ごしたいのに……神様は意地が悪いと思う。
｢……ポチそっちに行かないで、！
ごめんねもう終わるから、………わゎっ、｣
｢Aそこ滑るから気をつけて…………あ！｣
シャンプーから逃げるポチに謝りながら追いかけた私が
テヒョンの注意換気も虚しく、つるりと足を滑らして。
ビニールプールから飛び出した愛犬は庭先で盛大にぶるんぶるんするも、こっちはもはやそれどころじゃない。
滑る足が宙に舞い あ、と思う間もなく。
私の腕を掴んだテヒョンが直ぐ様引き寄せ、二人はビニールプールにダイブした。
｢……あっぶね…………だから気をつけてって言ったのに。｣
｢……ご、ごめん！…………あっ｣
ばしゃんっ、と水が弾けて鳴ってカラダが濡れるのは構わないしケガをしなかったことは幸いでも。
私の腕を掴んだテヒョンも入水してしまい
反射的に閉じていた瞼を開ければ、二人の体勢に心臓が飛び出しそうになった。
……だって、私ってばテヒョンの真上に馬乗りしてるみたいで。
ばちん、と超至近距離で交じる二人の瞳。
このタイミングでふわりと夏風が吹き
私を支えるように添えていたテヒョンの手がゆっくり移動して、赤いだろう私の頬に触れる。
その瞬間、思わずびくりとすればまたさらさらと夏の風が吹いた。
だからっ……こんなハプニングは必要ないんだってば…
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
