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一人の時間が長いし凝り性だから、と大概のものを手作りしているんだと打ち明けてみればすごいね、とテヒョンはありのままに反応してくれてそれがなんか……照れくさい。
｢……どーやってこれ作るの！？｣
｢それは、まぁ木を削って……隣の地域に工房があるからそこに習いに行ったの。｣
｢……わぁ……職人みたい。これは？｣
｢それも一応、手作り。｣
へぇ、とかわぁー、って子どもみたいに大きな目を見開いてはすごいって笑顔を向けてくれるから、誰にもお披露目なんてしたことなかった分その反応は素直に嬉しくて。
｢……ご馳走さま。ねぇ、今日もこれから畑に行くの？｣
｢私はそのつもりだったけど……あ。テヒョンは無理しなくてもいいよ？まだ眠いなら寝てても全然、｣
｢……そうじゃなくて。
せっかくだからさ、今日はぱぁーっと遊ばない？｣
｢遊ぶってこの辺は何もないよ……？｣
残さず綺麗に完食してくれたテヒョンが食器をシンクに運びながら洗ってる私の顔を覗き込む。
遊ぶって……ここは特に目新しい施設とかないし、と普段は本当に何も変わったことをしない私はよく分からなかった。
｢……街に行こうとかそーいうのじゃなくて。
今は夏だし天気いいしここは自然もいっぱいだし。
だからここでしか出来ないことしようよ。｣
｢……例えば？｣
｢んー……こんなに庭広いんだしバーベキューとか？
俺、料理してみたいんだよね。
あと夜は花火やろう！都会じゃ出来ないし。｣
｢……はは！いっぱいだけど……いいね。どれも楽しそう！
畑は急ぎの仕事は特に今はないから大丈夫だよ。｣
｢お。じゃあ決まり。
Aはやりたいこと、ないの？｣
｢……じゃあ……
あ。ポチのシャンプーが１人じゃすごく大変だから……手伝ってくれる？｣
｢いーじゃん！全部やろ！｣
変わらないはずだった一人の時間に突然やってきたテヒョンが
賑やかにしていい意味で私を振り回す。
昔もこうだったな、なんて笑ってしまえばわくわくしてるのは私の方で。
この１週間を大事に過ごしたいと素直に思えて頷き
テヒョンはバタバタと着替え始めてその場でシャツを脱ぎ捨てた。
｢……っだから、あっちで着替えてってば！｣
……まぁ、いっか。
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
