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自然豊かだし、都会と違うキレイな空気も心地いいし、元々俺は農業やろうと思ってた時期もあったし。
ちゃんと手入れしてある農地を見渡せば大好きなイチゴを発見。
｢……赤いから食べるには食べれるけどもう少し待てば
きっともっと沢山赤くなるし美味しいと思う。｣
｢それってあとどのくらい？｣
｢うーん……１週間くらいかな？｣
前にメンバー皆でジニヒョンの親戚のイチゴ農園に行ったことがあったけど。
そこはハウス栽培だったなぁ。
何気なくそれを言えば
ぱぁっと目を輝かせたAはそれが夢なんだと笑って。
｢経費かかるからまだできないけど、いつかおっきなハウスで野菜とか育ててみたいなぁ。けど今のままでも私、充分幸せ。｣
｢……ふーん。｣
幸せ、と笑うキミにちょっとだけ胸がちくちくする。
たまたま今日俺がこの場所に来たから再会したけど、変わらない彼女の日常の中には俺なんかひとかけらも入ってないんだな、って。
ま、そりゃそーなんだけど。
仮にも俺はそれなりにきゃーきゃー言われたり……それが職業だし。
久しぶりに会った俺に対してAからそういう反応のひとつもないのが、ね。
……あぁ、俺はどうしたいんだろう……訳わかんね。
肥料を追加したり草抜きしたりポチを構ったり。
話しながらやる作業にいい感じに汗が流れるし、なんか田舎の学校の課外授業みたいで。
こういうの、すっかり忘れてたなぁ……
ダンス練習がうまくいって満足した時の、いい疲労感がある感じと似てる。
彼女の隣で農作業するのも悪くないな、と思った。
｢あー、さっぱりした。お風呂上がったよー｣
｢……わゎっ！ちょ、服着てから出てきてよ！
私、新しいシャツ脱衣場に置いてたよね！？｣
｢えー？だってまだ暑いんだもん。｣
土と汗にまみれてお風呂を借りて。
スウェット履いて首にバスタオルを掛けて上がれば
俺の姿を見て慌てて顔を逸らしたAは
ぷんすかしながら背中を向けてしまった。
最近はカラダづくりに力を入れてたから晒して恥ずかしい訳じゃないのに……あ、耳が赤くなってる。
……へぇ。
少しは意識してくれた？
俺ら、あれから10年経ったけどこのままずっと昔馴染みのままなのかな。
ねぇA。……こっち向いて。
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
