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俺の言葉にぴたりと固まったA。
帰りたくないのは本音で、俺はここにずっと暮らしているというキミの今を……知りたいんだ。
｢……い、１週間っ！？｣
｢そ。｣
｢……だっ、だめだよそんなの！｣
｢もう決めたのー。
なに、そんなに慌てる何か理由でもあんの？
……彼氏とか？｣
｢…………！いないけどっ、｣
｢じゃあいいじゃん。｣
｢……服の替えとかっ｣
｢二組くらいは持ってきてるから大丈夫。
あ、部屋着とかシャツとかは貸してね？｣
慌てて振り向いても、だめ。
居心地いいし、ポチも可愛いし。
いきなりすぎるけど、今日は俺引かないよ。
靄が晴れた先に見えた俺の本心。
なんか、さっきからキミが可愛く思えてしゃーないから。
懐かしさゆえに、だよな……なんて。
あともうひと押し。
｢……さっきの料理、うまかった。また食べたいなー
はぁ……これからソウルまで運転するのはしんどいなー｣
｢…………っ働かざる者食うべからず！｣
｢……ははっ。……うん。｣
｢……あぁもう！……いいけど、それなら色々と手伝ってよね！？｣
｢もちろん。｣
いつだってこういうのは俺が勝つ。
俺に会って泣いちゃうファンも可愛いけど、それは芸能界の俺で今の俺はただのガキ。
ここはカメラも人の目も何もない田舎の外れの古民家で。
俺は減らず口を叩いてキミを困らせるのがたまらなく……好きだった。
｢……じゃあまず、畑に行きましょう！
ふふっ……テヒョンは何でも似合うね。｣
開き直ったのかやけくそなのかまじで俺を働かせるつもりなのか、Aは俺を着替えさせた。
二人似たような格好で、デカイ麦わら帽子を被せられた俺をキミは見つめてにっこり微笑む。
……まぁ、いっか。
｢野菜だらけ……本当にちゃんと農業やってるんだね。｣
｢……そりゃもちろん。そういえばテヒョンは玉ねぎ嫌いだったよね｣
｢お！イチゴ！ねぇあれ赤いよ、食べてみてもい？｣
そんなに広くない敷地に丁寧に植えられた様々な種類の野菜たち。
ひとつひとつこれはね、と説明してくれるけど聞いたことのないものもあって俺はちんぷんかんぷん。
……ハーブとかよくわかんない。
でもスイカとメロンはまだまだちっちゃくて可愛いサイズで、なんだか俺は感動した。
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ワカ(プロフ) - こんばんは。いつも楽しみに拝読させて頂いてます！そんなのズルイからの大ファンです！ ミイさんのキュンとする言葉使いから、エロい感じも擽ぐられるのがたまりません！！ 続き楽しみです^ ^ テさんに収穫されたいワカでした笑笑 (2021年9月4日 20時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - 更新ありがとうございます！もうそろそろ収穫だなあとドキドキしてます！ (2021年9月4日 19時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
BBBan(プロフ) - 更新楽しみに待っていました！本日も胸キュンでした！2人でいちご食べられるといいなぁ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 20802e9167 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 更新嬉しいです！！続きも楽しみに待ってますいます(*^^*) (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ポチくん、ナイスアシスト！と思いました。続き楽しみにしていますね。 (2021年7月12日 17時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年6月29日 21時
