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モサモサの髪に隠れていたのは鋭い瞳。
死人のような白い肌は綺麗に色づく唇を映えさせてまるで人形みたいで、一瞬抵抗するのをピタリと静止させてしまった。
……え、誰。ユンギ君ってこんな顔だったっけ…
ていうか試すって何をっ！？
｢いきなり何するのっ……離して！｣
YG｢何って……ナニだろ。｣
｢………！………バカじゃないの、も……いい加減っ……あっ、｣
定時をとうに越えた夜のオフィス。
薄暗いSE専用の部屋には同期のユンギ君と私の二人きり。
まさかこんな展開なんて誰も求めてないしそんなつもりも全くないし。ただ単にバカをやらかしてしまっただけなのに離して、と身を捩るもスルリと眼鏡を取られてふわりと髪もほどかれて。
YG｢……前から思ってたけど嫌いじゃねーんだよな。｣
｢……はっ？……何がっ……｣
YG｢……なぁ、お前が噂どおりのヤツなのか俺に確かめさせろ。｣
｢……へっ……？……ちょ、何する…………んっ、｣
入社同時からどこかミステリアスで近寄りがたくて何となく壁があって……あまり口を開かなくって。
仕事は出来るし優秀だしこっちから依頼をすれば最初は普通に応えてくれたのに、いつからか時を重ねていくごとに口が悪くなり酷い扱いされるし。
クソ女、クソ営業と、今まで何度罵られただろうか。
私を強引に自身の膝の上に乗せ、意味不明な小さなぼやきを呟いたって只でさえ近すぎる二人の距離がやがてゼロになってしまえば、私はもう何がなんだか分からない。
ちゅ、と下から掬われるように唇が重ねられて驚く間もなくぱくりと食べられて。
｢んむっ……なにす、……やっ｣
びっくりしてもガシリと後頭部を掴まれ、腰も引き寄せられてしまえば唇同士がくっついたそれがキスなんだと私に知らせて思わずユンギ君の肩を叩く。
なんでこんな事するのって強く思ってるのに。
ほんの少し開いた唇から早急に割り入る熱い舌が途端に私の言葉を塞ぎまた、訳が分からなくなる。
YG｢ちゃんと息しろ………その顔も嫌いじゃねぇ。｣
｢ぷはっ……ユンギく、…くるし｣
もっさり重めの漆黒の髪を掻き上げ私を見上げるユンギ君の行動も、言葉の意味も理解できなくて。
彼の肩に当てた自分の手は思ってたよりずっと震えてしまってた。
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ミイミイ(プロフ) - まいさん» まいさんいつもありがとうございます！(*^^*)ジンニムついに動きましたね作者の妄想が止まりません！暴走するかもしれませんが引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです！更新も頑張りますね！(*^^*)ありがとうございます！ (2019年11月15日 20時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - しんはるさん» ドキドキしてくれるなんて嬉し過ぎます感激です！また楽しんで頂けるように更新も頑張りますねまた遊びに来てくださいね！(*^^*)作者ギャップ大好物です！頑張ります！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» ぽちさん嬉しいよー！読んでくれてありがとうございます！ぴょんて作者にこれからもお付き合いして下さい笑更新も頑張りますー(*^^*)大好きです！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - てじそく.さん» その反応たまんないですー！てじそく.さん私が大好きですまじで！！これを活力に更新頑張りますね！(*^^*) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも読んでる『まい』です！ジンニム、、くぅ〜たまらない！待ってました強引なジンニム！悪くて強引はジンニムにない印象なので、ギャップみたいなのがたまりません！今後も期待してます(^ ^) (2019年11月15日 16時) (レス) id: 2478bd21b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年10月14日 16時
