just one day 56 ページ9
…着いた、……けどオッパはまだ来てないみたいで取り敢えず安堵する。
土曜日ということもあってか、駅前広場は私みたいに待ち合わせをしてるような人たちが沢山いて。
私を見つけてと生意気言っといて待たせるなんて絶対だめ、なんて心に決めたものの……ヤバイ、緊張してきた。
だって、時間潰しのために本を持ってきてもさっきからページがなかなか進まない。
急に前髪変じゃないかな、メイク崩れてないかな、って心配になったり時間に余裕を持っていたはずが途端に忙しくなってそんな自分に笑えちゃう。
まだデートしてないのにオッパに会えてさえないのに。
それすら胸の高鳴りやわくわく感を掻き立てて、
でもちゃんと私を見つけてくれるかなってほんの少し不安に思ったり…本当に忙しい。
今日は思いきって普段やらない髪型にしてみた。
緩く巻いて抜け感のあるポニーテールにした。
服もそれに合わせてちょっとだけ大人っぽくしたけどオッパはどんな格好で来るんだろう。
｢…お姉さん可愛いね。１人？俺らとどっか行かない？｣
｢…え……わ、私ですか？｣
緊張しながらも楽しみで若干にやけていたかもしれない私。
そんな時、ふいに声を掛けてきたのは知らない二人組の男の子。
私に向けたそのお姉さん、という言葉に過剰に反応してしまった。
｢ははっ。お姉さん以外誰に声掛けるんですか。
暇ならどっか行こうよ。｣
｢暇じゃないですっ、私はそのっ…待ち合わせでっ｣
｢…彼氏と待ち合わせてるって嘘とかいらないし早く行こ？
俺らが楽しませてあげるから。｣
｢嘘じゃなっ……ちょっ……離して下さい！｣
お姉さんと言われて一瞬ほんの少し舞い上がった自分を戒めたくなる。
それにしてもこれってナンパ……なのかな。
もしこれがそれなら随分強引すぎると思う！
ちゃんと待ち合わせのためにここにいるしっ！
彼氏と待ち合わせてると言おうとしてるのにぐいっと手首を掴まれて。
それにびっくりして持っていた本が私の手から滑り落ちて。
拾いたいのに私の手首を掴んだままの男の子はそれを無視してこの場から連れ出そうとした。
なんでこうなるのっ…
JN｢……A。ごめん、待った？｣
思い描いていた初デートとは違うけれど名前を呼ばれてしまえばなんかもう……全部飛んでいっちゃいそうだ。
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ミイミイ(プロフ) - (名前)ななナルさん» 大好きなんて嬉しいです(*^^*)感謝です！これからも頑張りますね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 7時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ななナル(プロフ) - このシリーズのお話大好きです。キュンキュンして、読んでます。 (2020年10月2日 7時) (レス) id: 97d380efff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます(*^^*)ドキドキしてくれて嬉しい本当に感謝です！次回も楽しんで頂けるように頑張りますのでぜひ遊びに来てくださいね(*^^*)大好きです頑張りますー！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - お疲れ様でした！！ジン君のかっこよさが引き立つ作品で毎回ドキドキしながら読んでました(^^)ステキな作品ありがとうございました！また次回ナムさん編も楽しみにしてます(o^^o) (2019年10月5日 0時) (レス) id: 048af761aa (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 奈都さん» 奈都さん素敵だなんて……嬉しすぎますありがとうございます(*^^*)このお話はニマニマしながら書いてましたし楽しかったです！ナムさんのお話も楽しみながら書けたらな、と思います！その時はまたぜひ遊びに来てくださいね(*^^*)さらんへ☆ (2019年10月4日 19時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年8月15日 17時
