just one day 48 ページ1
卓上カレンダーの大きなハートでぐるっと印で囲んだ日にちをついつい確認してまた勝手に顔が緩んで。
指折りしながらその日を楽しみにしてるのは……間違いなく私だ。
私には大好きな人がいる。
その人は王子様みたいでオトナで優しくて暖かくて、もちろん全部格好良くて……幼い頃からその人だけを追いかけてきた。
私とは年が１０も離れてるし私はまだ高校生だし大好きなあの人は私のお兄ちゃんの親友。
小さな頃は相手にされた事だってなかったけど年を重ねて溢れる想いでぶつかって……やっと、やっとあなたと付き合えた。
ひたすらに想い続けて全部初めてで。
一方通行が当たり前だったあの頃とは違う変化に自分でも戸惑ったのは好きすぎるが故のわがままばかりな感情で。
それと同時にあなたはオトナ過ぎるしそれに加えて仕事にも忙しさに拍車がかかり、沢山泣いてしまったのは……つい最近の出来事。
なんにも知らなくて好きの気持ちだけで突っ走る私に少しずつオトナを教えてくれて見せつけて。
また戸惑っては悩んだり……恋って本当に忙しくてでも幸せで暖かいんだって学んだ。
この前なんか仲直り、というにはあまりにもその…………はっ、ハレンチすぎてあなたは私をいつだって翻弄するから。
あなたを思えば頬に熱が集まり胸がぎゅっとなる。
目を閉じればオトナのキスや私に触れたあの指先や甘い声、色気を駄々漏らせたあの表情を思い出しカラダが変になりそう。
じんわりカラダが熱くなって火照るのに何故かぞくぞくする。
でも嫌じゃないしまたあんな風にオトナじゃないみたいに切羽詰まった男っぽい表情でぎゅっと抱きしめてほしいとすら思っちゃう私はやっぱり……変なのかなぁ。
手を繋いで、デートしよう。
そう言って微笑んでくれてまたきゅんとさせられて。
簡単にあなたは私の心ごと拐ってしまうし欲しい言葉をくれるから私だって恩返しというか……何かをしてあげたいって思うんだ。
｢……そんなの１つしかないでしょ。｣
｢……えっ？｣
昼休みにお弁当を食べながら親友のスヨンは悩む私に対してさらりと一言呟いて。
すっとんきょうな声を出した私に彼女はとても面白そうにニヤニヤして私の卵焼きを勝手に食べた。
……その顔……すっごく嫌！
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ミイミイ(プロフ) - (名前)ななナルさん» 大好きなんて嬉しいです(*^^*)感謝です！これからも頑張りますね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 7時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ななナル(プロフ) - このシリーズのお話大好きです。キュンキュンして、読んでます。 (2020年10月2日 7時) (レス) id: 97d380efff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます(*^^*)ドキドキしてくれて嬉しい本当に感謝です！次回も楽しんで頂けるように頑張りますのでぜひ遊びに来てくださいね(*^^*)大好きです頑張りますー！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - お疲れ様でした！！ジン君のかっこよさが引き立つ作品で毎回ドキドキしながら読んでました(^^)ステキな作品ありがとうございました！また次回ナムさん編も楽しみにしてます(o^^o) (2019年10月5日 0時) (レス) id: 048af761aa (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 奈都さん» 奈都さん素敵だなんて……嬉しすぎますありがとうございます(*^^*)このお話はニマニマしながら書いてましたし楽しかったです！ナムさんのお話も楽しみながら書けたらな、と思います！その時はまたぜひ遊びに来てくださいね(*^^*)さらんへ☆ (2019年10月4日 19時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年8月15日 17時
