war of hormone 34 ページ34
酷く重い、鈍い生々しい音と幾多の呻き声。
冷たい床にびちゃっと落ちたような水音にびくんっと肩は跳ね上がって。
けど、聞こえるのは彼のどこか瀬世ら笑うような小さな声と彼に許しを乞うような複数の苦しそうな声。
……怖い。ただひたすらに怖くて目が開かない。
でも、生徒の１人はナイフを持っていた事を思い出した私はハッとしと瞼を開けてみた。
私に背を向けているから見えない表情でも、狂気に満ちた背中だけで充分。
……何やってんの、私はオトナでしょ……いくら怖いからってこのままでいい訳……ない。
｢やめて！お願いっ……これ以上は……死んじゃうっ…｣
TH｢……センセー……目開けたらだめじゃん。
邪魔すんな。こんなんじゃ足りない。
コイツら全員締めとかなきゃまた繰り返すだろ。
あ……イイコト思いついた。｣
必死に腕を掴んで振り向かせて。
初めてちゃんと見たその顔は楽しそうで無邪気。
……まじで怖ぇ……見渡せばゴロゴロ床に転がる生徒は血だらけだしほとんど気を失いかけてて。たった一人でいとも簡単にこの状況を作ったキム テヒョンが半端じゃない強さを持っているんだと重い知らされた。
｢……いたっ……テヒョンっ……離して！｣
TH｢うるせーよ。ほら、脱げよ。｣
｢…はっ？……テヒョン……何言ってるの……？｣
TH｢ビッチなのはお前だろ。そんなに欲しいなら全裸でコイツらの咥えて腰振ってみろよ。ほら、動画撮ってやるって。｣
この場を離れたキム テヒョンが無表情でどこからか連れてきたのはこの学園の……マドンナで。
口調や乱暴な全部に困惑する彼女はもはや泣きそうで……私も泣いてしまいそう。
……怖い。怖すぎるぞキム テヒョン。
キミは真顔でなんちゅー事を言ってんだ、と突っ込みたいのにマジすぎるトーンに震える。……でも。
｢バカじゃないの！なんて事言ってるの！
もういいから……もう充分だから……離してあげて。｣
TH｢やだ。俺、こんなんじゃ足りない。
こんなヤツら……一生社会で暮らしていけないようにしなきゃ。……なぁ？｣
｢……ひっ……！！｣
TH｢……裏の社会……汚れた社会に売り飛ばしたっていいんだよ？笑えないぐらい酷い扱い受けてカラダぼろぼろにされて……なんなら海外にでも行ってみる？｣
……まじか、キム テヒョン。
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ミイミイ(プロフ) - ここまるさん» 最高なんて嬉しすぎます！(*^^*)お褒めのお言葉、本当にやる気出ますし支えになるのでめちゃめちゃ嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いします！ (2020年10月16日 7時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ここまる(プロフ) - テテちゃん最高でした(*ﾟ∀ﾟ*)めちゃめちゃ面白かったです！文才ありすぎてすんばらしいです！！ (2020年10月4日 19時) (レス) id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ○○でえーすさん» マイページの設定から入って最後に18歳以上かという項目があるのでそれを変更すればたぶん読めると思います(*^^*)それでも上手くいかない場合はまた教えて頂ければと思います(*^^*)読めるといいなぁ…… (2019年10月16日 7時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
○○でえーす(プロフ) - ミイミイさん» お返事ありがとうございます！度々すみません、、、設定的なものがあるということでしょうか？？ (2019年10月15日 18時) (レス) id: f4f936e127 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ○○でえーすさん» コメントありがとうございます(*^^*)そんなのズルイ。は非公開ではないので読めると思いますがR18指定なので見れないのかもしれないです(>_<)ご自身の設定で18歳以上かどうかという項目を見直して頂ければたぶん見れますよ( ＾ω＾ )読めたら感想楽しみにしています笑 (2019年10月14日 7時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年6月9日 10時
