just dance 6 ページ6
ちゅ、くちゅ、という音は職場には似合わないしこんな場所で二人でいるのを見られたら、なんて思えばまたカラダが強張って。
なのに絡む舌に抗えず、振り向いたままでのこの体勢に段々と呼吸が苦しくなる。
｢…んむっ……ホソクくんっ、…｣
HS｢…ん……A、もっと……｣
激しくなるそれにいっぱいいっぱいだしこの場所でこんな事してるのもあれだし、なんて思ってるのにホソクくんのその甘い声と腰を撫でるその手つきにカラダは言うことを聞いてくれなくて。
男性と付き合った事が全くない訳じゃないしある程度のコトだって……なんて。
ホソクくんだけには私、どうやら弱くて常識やら理性やらも全部飛んでいってしまいそう。
だって、激しくて苦しいのに気持ちいい。
時折漏れるホソクくんの甘いその声はその……半端なく色っぽいし。
あぁ、だめ。自分が自分じゃなくなっちゃいそう。
少しずつ震えてくるカラダ。
常識と理性で揺れて呼吸も苦しくて思わず私のお腹に回ったその腕を掴んでしまえばぷちゅ、と互いの熱が離れて。
HS｢……あー、だめだ。……可愛い。｣
｢……んっ……はぁっ……ホソクくっ、……｣
私は肩を上下させて酸素を取り込むのに精一杯でも目の前のホソクくんは呼吸を乱すどころか余裕そうで、でもどこか切羽詰まったような表情で。
可愛い、と言って私の首筋にまた顔を埋めるその仕草にまた胸がぎゅっとなる。
HS｢……ねぇ。今日ダンススタジオの日じゃん。
そのあと少し話したいんだけど時間ある？｣
｢……え、？……うん、時間は大丈夫だよ。｣
HS｢…そっか。良かった！
じゃあ久しぶりにご飯でも食べに行こっか。｣
｢……本当？ふふっ！嬉しい。今から楽しみだな。｣
HS｢……そんな顔しちゃだめだってば可愛い。
とりあえずあんまりここに居てもあれだから俺もう行くけどちゃんと鏡見てから戻ってね？｣
甘い囁きと綺麗な微笑み、笑顔は付き合ってから見せてくれた大好きなホソクくんの新しい魅力。
切り替えの早さと余裕そうな全部は同い年なハズでも私とは違って大人っぽくて。
指摘された通りに慌てて手鏡を覗けば自分の見慣れたその顔は酷く真っ赤でほんの少し悔しいとすら思うけど。
……知れば知るほどホソクくんでいっぱいな私は今日もまた、あなたに恋をするんだ。
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(名前)ななナル(プロフ) - もう何度も読み返してます^_^大好きなお話です。 (2021年5月29日 22時) (
レス) id: 97d380efff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - kuro｡｡さん» 読み返してくれるだなんて感激です！これからも好きでいて頂きたいので作者また頑張ります！テヒョン編も読んでくれたら嬉しいです(*^^*)コメントありがとうございます！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あやさん» あやさん！？お久しぶりですー(*^^*)作者の妄想に付き合ってくださいね笑わーい頑張ろうっと(*^^*) (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - たきゆさん» 最高なコメントをありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ドキドキを継続できるようがんばりますね！テヒョン編もはじまりましたのでよかったら読んで下さいね(*^^*)ありがとうございます！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» 嬉しいよー！いつもいつも本当に励みになります！ホソクくんは書いてて楽しかったし新鮮でした笑 次のテヒョン編もぜひぜひよろしくお願いしますね(*^^*) (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年5月24日 14時
