just dance 4 HS ページ4
ナムジュンと深夜まで飲んで下らない話をしながら笑い合って。
１人、家路を急ぎながらキミに連絡しようかと思ったけどその手を途中でピタリと止めて。
さすがにこの時間帯は寝てるよな、なんてスマホをコートに引っ込めると同時に震えた端末は俺にカトクの通知を知らせて送り主は……愛しい人から。
まだ、起きてたのか……なんて思いながらもすげータイミングだったから思わず微笑んで。
結局我慢できずに電話してしまえば寒い冬でもその声を聞くだけで心は暖かくなった。
｢……ねぇAさん。それうまそう。俺も食べたいです。｣
｢……えっ……こっ、これですか？｣
俺とAは付き合ってるけれどそれはまだ社内ではナイショにしたい、と言ったキミ。
社内恋愛はダメじゃないのに理由を聞けば自分は地味だからきっと俺とは釣り合わないとかなんとかっていう変な理由。
当たり前のようにそんな理由納得しないと主張すれば困った顔をして俯くからとりあえずそれを飲んだけど、最近はやたらと彼女に纏わりつく虫が一匹。
｢……その卵焼き、そのまま俺の口に入れて下さい。
ほら、｣
｢……ふざけないで下さいっ……大体あなたさっき社食行ったばかりじゃないですかっ、｣
ぷりぷり怒ってる顔は可愛い。
けど、そんな顔させるのが俺じゃないのは腹が立つ。
……はぁ。だからナイショにするなんて嫌だったんだよな、なんて思いながら席を立ち無言で二人の場所に向かう俺。
口を開けて彼女にねだる男は最近成績も伸びてる俺の後輩で。
Aと席は隣同士でやたらと馴れ馴れしくて目に余る。
箸を持つ彼女のその手ごと握って手作りのそれを強引に口に放り込んだ俺って自分でもこの行動があまりにも強引で笑いそうになる。
｢……んー。うまいうまい。Aさん料理上手なんだね！｣
｢……あー！…………俺の卵焼き！｣
｢……うるさい。午後イチの営業先にアポとったか？
早く準備して行くぞ。｣
ぶーたれる後輩の首根っこを掴んでその近い距離を引き剥がして。
振り向けばぽかん、と口を開けてびっくりしながらも俺の行動に頬を染める彼女がいて思わず笑みが出て。……あー今日も可愛いな、なんて。
でも、俺はキミのその反応の先を知りたいと思ってる。
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(名前)ななナル(プロフ) - もう何度も読み返してます^_^大好きなお話です。 (2021年5月29日 22時) (
レス) id: 97d380efff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - kuro｡｡さん» 読み返してくれるだなんて感激です！これからも好きでいて頂きたいので作者また頑張ります！テヒョン編も読んでくれたら嬉しいです(*^^*)コメントありがとうございます！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あやさん» あやさん！？お久しぶりですー(*^^*)作者の妄想に付き合ってくださいね笑わーい頑張ろうっと(*^^*) (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - たきゆさん» 最高なコメントをありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ドキドキを継続できるようがんばりますね！テヒョン編もはじまりましたのでよかったら読んで下さいね(*^^*)ありがとうございます！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» 嬉しいよー！いつもいつも本当に励みになります！ホソクくんは書いてて楽しかったし新鮮でした笑 次のテヒョン編もぜひぜひよろしくお願いしますね(*^^*) (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年5月24日 14時
