俺とヒミツの恋、しよ？ deep night ver.

just　dance　23 ページ23

触れれば吸い付く互いの素肌にびくりとして激しいキスにカラダは火照って。




絡み合う舌が甘くて、口づけが気持ちよくて、私を乱すホソクくんが色っぽくて格好良くて。
気持ちが高ぶればこの恥ずかしさもあなたにだけなら全て晒してまいたいとすら思う。





湯気とカラダに当たるシャワーのお湯が視界をぼやけさせるから今はくっつきたい、抱きつきたい、と欲が出て。





精一杯カラダを隠そうと震える手で握りしめていたタオルをぽとりと手離し腕をあなたのカラダに回した。








　


　
｢…………んっ……あぁっ……ホソクくんっ……｣




HS｢…………A、好き。｣











　
向かい合って寄り添いくっつけた唇がぷちゅ、と離れれば降下した彼によって首筋に甘い痛みが走って。




優しく微笑んで私の髪を撫でてそのまま胸に顔を埋められて、一際高い声が出る。





持ち上げるように両手で形を変えてはホソクくんの唇がじゅるりと吸い付き、濡れた舌は中心の蕾を甘く弾いて転がして、あまりの刺激にカラダの震えが止まらない。





神経が全部そこにあるみたい。
蠢く舌のほんの少しの刺激でも反応してしまいシャワー室には高い声が響き私をはしたない女にしてるみたいで必死に両手で口を覆った。









　
HS｢……だめ。塞いじゃ、だめ。｣




｢………っだって………あっ！｣




HS｢……そんな可愛い顔してもだめ。何ならさっきからうるさいしこれ、止めるね。｣









　
ぱしっと両手首を取られて、剥がされて。





快感に溺れている高い自分の声を聞きたくなくて必死に両手で塞いでもだめ、と言ってそれを許さないホソクくん。





にっこり微笑んで優しい声色でもだめ、の一言はどこか強引さがあって取られた両手に成す術がなくて。





きゅ、と自身の唇を噛んでしまえば追い討ちをかけるように出しっぱなしだったシャワーを止めて、途端にしんと静かになったこの場所は立ち込める湯気さえも換気扇が吸い上げて、視界はより鮮明になる。





ぴちゃん、と水滴が落ちる音さえ響き、それにびくりと肩が跳ねて。






ばちんと二人の瞳が間近で合えば私の視界に映るのはあなたの全て。









　
HS｢………綺麗だよ。A、凄く綺麗。
ごめん、もう少し付き合って……｣




｢…………っ、……ひゃっ……んっ！……まって、……あぁっ｣









　
……綺麗、なんて。
その言葉は今のあなたには私、全然敵わない。









　
　

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