danger 12 ページ31
友人の言葉に忘れていた過去を思い出したものの、訂正するなら見つけたのはえろ本なんかじゃない。
ただの雑誌のほんの数ページのグラビアコーナー……たったそれだけに私は過敏に反応したんだ。
今思えば本当にバカであまりにも無知だったと思うけど、私にとってジミンちゃんは男の子というより女の子に近い存在。
ニコニコふわふわぷにぷにの可愛い親友が男の子なんだと認識した途端、理解した途端に上手く話せなくなってしまったんだ。
……本当バカにも程がある。
疎いにも程があるし勝手にジミンちゃんのイメージを自分の中で固めていたし、それだけの事で避けるなんてどうかしてる。
友達の言葉に忘れていた過去の出来事が甦り、自分の無神経と身勝手さに落ち込んで。
たったそれだけの理由で一方的に避けていた挙げ句、時が経つにつれてその理由さえ忘れていたんだ。
……でも、まだ何かを忘れている気がするのは何だろう。
友人達は今日もそれぞれ彼氏とデートで私は１人教室でゆっくり身支度を整えて。
とぼとぼと俯き歩けば廊下でどんっ、と誰かにぶつかった。
｢…いたっ……ご、ごめんなさいっ前見てなくてっ、｣
｢あー…大丈夫？…ってあれ…Aちゃん？｣
俯いたまま廊下を歩けば誰かにぶつかって。
よろめいた私をぐいっと支えたその人は面識ないはずなのに不意に名前を呼ばれ見上げればそれは幼なじみの親友のド派手なイケメン……テヒョン君だった。
｢…あの、ぶつかってごめんなさいっ｣
TH｢んーん。俺も前見てなかったし。
ていうか俺ら初めてだね？話すの。｣
さらっさらな金髪とでっかいピアスと肌けた制服と幼なじみより高い身長。
見るからに派手で不良っぽいその見た目のテヒョン君は私を見るなりニコッと笑って。
イメージや噂とは随分印象が違う彼は思った以上に気さくで人懐っこい男の子だった。
TH｢ていうか何で泣いてるの？
それに前から気になってたんだけど幼なじみなのに何で二人話さないの？｣
人懐っこさと絶妙な図々しさを持ち合わせてる印象のテヒョン君。私が親友の幼なじみ、ということを知ってたからなの か何故か泣きそうになってるからか妙に絡んできて。
｢……テヒョン君には関係ないですっ。でも全部私が悪いから…｣
ぽろりと涙が流れた。
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ymmfsm395(プロフ) - 初めまして。ジミンペンですが、貴方様が書くジミンさん素敵でドキドキしました。ミイミイさんが書くジミンさんのおはなしが読みたいです。 (2020年11月29日 20時) (
レス) id: 73b59513c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - (名前)れなさん» わぁー！ドキドキして頂けるなんて感無量です！(*^^*)ぴょんて表現……きつくないですかキモチ悪くないですか……本当に不安です( ；∀；)でもそう言ってくれる方がいらっしゃるだけでも救われます本当にこちらの方が感謝です！またいつでも遊びに来てくださいね(*^^*) (2019年10月16日 8時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)れな(プロフ) - ミイミイさん！ほんとにありがとうございます、、いつもドッキンドッキンして読んでます、、特にピョンテのところは心臓が破裂しそうです。私が叶えたくても叶えられない夢を見させていただきほんとに感謝しかないです、、これからもミイミイさんの作品を読み続けます！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - わいわいぱっくさん» わー！嬉しいすぎます本当に嬉しいです！！そのお言葉を大切に大事にして納得のいく作品を描いていきたいです(*^^*)ありがとうございます！また遊びに来てください(*^^*) (2019年8月22日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
わいわいぱっく - 初見です、、ミイミイさんの作品は ひとつひとつがクオリティー高くて すごいです。頑張ってください (2019年8月21日 11時) (レス) id: 443d6f8bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年3月25日 3時
