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新曲をお披露目するために毎日毎日レッスンに明け暮れる日々。
人気や注目を集めるためにも長い期間をあまり空けずに活動しながらも社長の指示がある度に誰かと寝て。
デビュー間もない私たちがコンスタントにメディアに露出できるこれがいつまで続くのか不安になりながらも、己を奮い立たせては準備にも一切の妥協を許さずに過ごしていた。
まだ慣れない歌番組の緊張感を必死に隠しながらも笑顔を浮かべてステージに立って。
ずらりと並んだ出演者の中にいたのは大嫌いな、あのグループ。
嫌い、は言い過ぎかな。
………嫌いじゃなくて、苦手なんだ。
ずっと心残りだったあの日の事。
いつものように仕事を繋ぐために男に会いに行った。
けれどあろうことかその人が選んだ場所は非常階段で。
誰にも見つからない、バレない、が自分の決めていたルールだったのに不本意にもカラダをその場で許してしまって。
そんな場面に居合わせたのは｢ＢＴＳ｣のメンバーで、何故か私はその人と目が合った瞬間にこの人にはこんな事をしているのはバレたくなかった、なんて思ってしまった。
理由は分からない。
けれど彼のグループのステージはやっぱり苦手で、また私をひたすらに責めてるような気がして。
あの人は、私の秘密を言いふらすんだろうか。
私の秘密のそれは、今まで１度も他人に見られるなんてなかったから言い様のない不安が私を襲う。
やっと掴んだこの仕事。
やっとデビュー出来て、いま一番大事な時期なのによりによって苦手なグループのあの人に見られてしまった。
そんな焦りや不安が混じった感情を必死に隠しながらも｢ＢＴＳ｣の数人と何故かやたらと目が合うのは気のせいかな。
………まさか、あの人はメンバーに私の秘密を言った？
自意識過剰かな………あぁ、わからない。
もし、私の秘密が拡がれば、なんて想像するだけでも足が震える。
私が何を言われても、大事なメンバーは巻き込みたく、ない。
自分勝手なのはわかってるけれど、行き場のないこの感情が、自己嫌悪が、だんだんとあのグループのあの人に向けられていく。
………なんとかしなきゃ。
私、こんなミスでグループの足を引っ張ってられない。
そんな焦りが私をどんどんとおかしくさせていた。
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ミイミイ(プロフ) - sumomoさん» 読みやすいなんて……そういう部分を褒めて頂けるのは本当に嬉しいです！こんな作者ですがこれからも頑張りますので宜しければまた読んで下さいね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 14時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ianさん» 返信遅くなってしまい本当にごめんなさい(>_<)引き続き読んでくれるように作者なりに頑張りますね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 14時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
sumomo(プロフ) - 読みやすくて面白いです！更新の予定ありますか？？ (2020年1月28日 10時) (レス) id: 386effc071 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - もっと壊れた主人公がみたいです。 (2019年8月2日 1時) (レス) id: 3ca682ce22 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - みーさん» めちゃくちゃ嬉しいです！好みが別れるお話ですが最後までどうかお付き合いくださいっ(*^^*) (2019年1月5日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2018年12月9日 18時
