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ﾕﾘ｢ステージ楽しかったねー。｣
ｼﾞｳ｢なんかあっという間だったな。｣
ﾅﾕﾝ｢ラップ噛みそうでまじ焦ったー！｣
初めての大舞台も終えてみれば、あんなに練習したんだしきちんとその成果を出すことが出来て。
私自身もミスも無かったからとりあえず安堵したものの、今さら心臓がばくばくしていて。
…私、思った以上に緊張してたのか。
メンバーたちの声とその表情を見れば、ぎゅっと胸が苦しくて、必死に私はそれを無視して平静を装ってはメンバーと肩を並べて歩く。
こうやってステージを降りて知ったのは
やっぱりうちのグループは業界では嫌われてるんだってこと。
権力や資金さえない小さな事務所だから、いきなり出てきた私達は当然といえば当然か。
社長も私達には
｢業界で肩身の狭い思いをするのは事務所の力不足だ。
本当に済まない。…だが決してそれに屈しず、逆手にとってとことん生意気なグループになろう。今までにない新人として皆で頑張ろうな。｣
なんて前に言ってたから、メンバーも何となく感じているだろうし、社長を皆は慕ってるから、じゃあとことん生意気なグループになろうね、って結束して。
それでも提供される曲はありがたく思ってはいても、生意気っぽくない曲調だったりして、どうやって私達らしい表現にしようか、なんて悩んだりもしたっけ。
いつか自分達で自分達らしい曲をつくりたい、と夢をみながら。
実力者３人のメンバーの力のおかげでダンスも歌もラップも、私達らしく表現出来れば、意外にもその異端な感じが世間の目に止まるようになって。
少しずつファンも増えてくれたんだ。
…そんな３人の影で私は一体何をしてるんだろう。
真剣に話し合い、与えられた曲に色を付けるために日々、努力をするメンバーを見る度に胸がズキンと痛む。
裏では汚い事をして仕事を掴んでるくせに
｢オンニ｣なんて私に笑顔を向けるメンバーに嫌われたくない、なんて都合が良すぎるよね……。
たくさんのアイドル達からの嫌悪な視線を感じながらもステージ下の席に着いて、輝くそれぞれのグループを見ながらも考え事をする私。
そんな中、一際大きな大歓声が響いてハッとして顔を上げれば
ステージには男性７人組のグループが立っていた。
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ミイミイ(プロフ) - sumomoさん» 読みやすいなんて……そういう部分を褒めて頂けるのは本当に嬉しいです！こんな作者ですがこれからも頑張りますので宜しければまた読んで下さいね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 14時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ianさん» 返信遅くなってしまい本当にごめんなさい(>_<)引き続き読んでくれるように作者なりに頑張りますね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 14時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
sumomo(プロフ) - 読みやすくて面白いです！更新の予定ありますか？？ (2020年1月28日 10時) (レス) id: 386effc071 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - もっと壊れた主人公がみたいです。 (2019年8月2日 1時) (レス) id: 3ca682ce22 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - みーさん» めちゃくちゃ嬉しいです！好みが別れるお話ですが最後までどうかお付き合いくださいっ(*^^*) (2019年1月5日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2018年12月9日 18時
