454 TH ページ7
「…………え?……」
YG「……なんつー顔してんだよ。
いい写真じゃん。ほら、コメントきてんだしちゃんと返してやれって。」
「…………いや、ユンギヒョン……ちょっと待って、」
YG「……はは。……驚かねーって。
ちゃんと匿名だし。バレたらバレたでそん時は助けるし。」
……びっくりした。
いきなりスマホを手元から奪い、俺の座ってるソファーにドスンと座るヒョン。
まじまじとそれを眺めてはニヤリと笑い軽い感じで、さして驚く様子もなく話すヒョンにさすがに焦る。
YG「……今回ばかりは俺も納得いかねー。
あいつが日本人だからとかビザが無いとか都合良すぎるだろ。
お前も動きたくてもそれができなくて切羽詰まってんじゃねーの。」
「……まぁ、そうだけど、……」
YG「相変わらず意味わかんねー行動だけど
お前の好きなようにすればいい。
……本物ファンはきっとどんなお前でも味方んなってくれるはずだから。」
俺の行動を意味わかんねーって言うくせに何でユンギヒョンはそんな事いうの。
……なんで怒らないの。
なんで笑ってくれるの。
もしかしたらまたグループにも会社にも迷惑がかかるかもしんないのに、なんで?
でも、がしかしと俺の頭を乱暴に撫でるヒョンの手がめちゃくちゃ暖かくて、言葉が少ないそれがまるで俺の全部を理解してるみたいで。
だんだんとぼやけてくる視界の中で
ちゅー、してもいい?って聞けば
あほか、って蹴られた。
顔もお互いに知らないけど、妙な絆というかまるで友達みたいな感覚。
コメントを返せばまたコメントが来て、を繰り返すうちに気づけばただの人として普通に話せるようになっていて。
俺だってバレていないしありのままの自分でいれる空間が酷く心地良かったし、写真の評判も悪くないみたいで閲覧数も日に日に増えていった。
JM「……テヒョナっ!
ちょ、ネットみたっ?」
「……何、俺いま忙しいんだって、」
今日はロケ先で綺麗な花を見つけたからそれをアップしてみようかな、なんて部屋でゴロゴロしながらスマホとにらめっこしていれば
親友がノックもせずにずかずかと入ってきて。
見向きもしないで返事をすればジミナは俺をリビングへと連れ出した。
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ミイミイ(プロフ) - バンタン大好き日韓ハーフJCさん» ありがとうございます!嬉しいですー(*^^*)テヒョン君、もっと好きになってもらいたいです笑 ユンギ君も好きでいてくださいね! 頑張ります(*^^*) (2018年12月18日 17時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
バンタン大好き日韓ハーフJC - このお話本当に大好きです! 私は元々ユンギ推しだったんですけど、このお話のテヒョナにすごい惚れました…♪これからもずーーーーーと応援します!!!ファイティン!! (名前が長くてすいません) (2018年12月17日 17時) (レス) id: b3b1f1af8d (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あやさん» 期待に応えれるか分からないけど作者頑張ります笑 破廉恥でもちゃんと読んでくださいよー(*^^*)笑 いつもありがとうございます! (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あんりさん» まさかの長編に戸惑いながらも作者なりに自分なりに書きたいと思います!最後までどうかお付き合い下さい(*^^*)コメントありがとうございます! (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - かんな?さん» 久しぶりですね!コメントありがとうございます(*^^*) 読んで良かったなって最後思ってもらえるように作者頑張ります!いつもありがとうございます(*^^*) (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーふん | 作成日時:2018年11月18日 17時