497 TH ※ ページ50
激しくないはずなのに苦しい。
ゆっくり動いているのに鼓動は早くなる一方。
キスひとつで、俺の名前を呼ぶだけで繋がったそこをぎゅっと締め付けては絡んで蠢いて。
それが本能的に揺さぶって、泣かせてしまいたいぐらい男の感情が溢れそう。
でも、今は優しくしたい。
キスを止めないまま、カラダも心も全部くっついたまま、このまま一緒に。
顔の横に両肘をついて髪を撫でていた手を降下させて触れるか触れないかの加減で肌に指を滑らせて。
さっきから何度も軽く達してたのは知ってるけど本当はもっとすごいじゃん、なんてほんの少しだけ悪巧み。
敢えて避けていたキミの中の弱い場所を意地悪にとんっと擦り付けて、優しく当てて。
肌を滑らせた指先をふわふわな胸の主張していた蕾めがけて摘まんで捻る。
途端にカラダが跳ねては俺にしがみつくキミの全てが愛しくて気持ちよくて幸せで。
激しくないのにこんなに気持ちいいなんて俺、知らなかった。
体位を変えず、口づけたまま全部くっつけたままの行為がただひたすらに気持ち良くて、満たされて。
愛でてあげたい、キミの全部が見たい。包まれたい。
沢山の欲求はあるけど今は優しく、愛したい。
……届け、この想いよキミに。
｢……あっ…テヒョンっ……もう、私っ……｣
｢……はぁっ、……うん。一緒にいこ……んっ｣
初めて出会ったあの日、あまりに可愛い反応をするキミに一瞬で全部持ってかれた。
あの時から随分と時が経ったのに今でもキミは俺を一瞬で心ごと持っていく。
びくびくと中が絞り上げるように動いてカラダを弾かせた瞬間にきつく締まるAの中。
少ない緩い津動だからこそ分かるそれが半端じゃない快感で、問答無用で全部持ってかれて奪われた。
……ふふ。最初っからいつだってキミはズルイ女の子だったよね。
腕の中で綺麗な涙を流し、濡れた瞳で見つめながらも優しく両手で頬を包んでくれるAが暖かい。
今は俺が負けちゃったけど、あとでめちゃくちゃに抱いて泣かせて乱してやる、なんて悔し紛れに思う俺はやっぱ負けず嫌いだし性格悪い。
｢テヒョンさん…これからはテヒョンって呼んでいい……？｣
ほら、キミは本当にズルイ女の子だ。
｢……もちろん。｣
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ミイミイ(プロフ) - バンタン大好き日韓ハーフJCさん» ありがとうございます！嬉しいですー(*^^*)テヒョン君、もっと好きになってもらいたいです笑 ユンギ君も好きでいてくださいね！ 頑張ります(*^^*) (2018年12月18日 17時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
バンタン大好き日韓ハーフJC - このお話本当に大好きです！ 私は元々ユンギ推しだったんですけど、このお話のテヒョナにすごい惚れました…♪これからもずーーーーーと応援します！！！ファイティン！！ (名前が長くてすいません) (2018年12月17日 17時) (レス) id: b3b1f1af8d (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あやさん» 期待に応えれるか分からないけど作者頑張ります笑 破廉恥でもちゃんと読んでくださいよー(*^^*)笑 いつもありがとうございます！ (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あんりさん» まさかの長編に戸惑いながらも作者なりに自分なりに書きたいと思います！最後までどうかお付き合い下さい(*^^*)コメントありがとうございます！ (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - かんな?さん» 久しぶりですね！コメントありがとうございます(*^^*) 読んで良かったなって最後思ってもらえるように作者頑張ります！いつもありがとうございます(*^^*) (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2018年11月18日 17時
