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「…んっ……ね、テヒョンさっ……」
TH「……んー。……なに?」
「……なんで、脱がすのっ……」
TH「えー?……だって考えてみなよ。
まだご飯食べる時間じゃないし、お風呂は最後に入りたいじゃん?だったら今する事なんて1つしかないでしょ。」
今日は自分のしたい事をするんだ、と私に宣言したテヒョンさん。
さっきまであんなに大人っぽい雰囲気で私をリードして、優しく微笑みながらぎゅっと手を握ってくれた温かな手と、私を幸せへと導いてくれた言葉をくれたその口が、途端に官能的に私の肌を這う。
TH「………叶えてくれるんでしょ?
それってさ、今日は俺の言うこと全部聞いてくれるってことじゃん。」
「………っなにそれっ………やっ、……あっ……待って、」
自身のベッドに胡座をかいてその上に私を後ろ向きに座らせて。
ふわりと抱きしめていたテヒョンさんが私の首筋にそっと唇を当てて、ほんの少し低い声を出す。
熱い吐息がかかって、耳には低音のそれがダイレクトに響いて、厭らしく蠢く綺麗な手はさっきから腰やお尻を撫でるからびくびくとカラダが強張って。
例えるなら、さっきまでは黄色っぽい色だった幸せな空間がいきなりピンクになってしまう、そんな感覚。
……テヒョンさんの言うことを全部聞くだなんて、
そんなの予想外すぎるし嫌な予感しかしない。
反射的に閉じていた目をそっと開ければ真正面に置かれた彼の使う大きな姿見が目に入ってしまった。
「………やっ!………やだっ………テヒョンさんっ、」
TH「………だーめ。」
大きな鏡越しにばちんと目が合って。
半開きな口から覗く赤い舌で私の首筋をべろりと舐めるテヒョンさんがその瞳を細める。
色を含んだ彼の全てにびくんっとカラダが跳ね、あまりのそれに顔を背けてしまう私の頬を大きな手が強引に引き戻してはまたその三白眼に捕らえられて。
鏡越しにじっと見つめ、蠢く濡れた舌や唇が大きな刺激を落とし、彼の全部が私の動きを封じ込める。
………やだ、なんでこんな事するの………見ないで。
恥ずかしい。恥ずかしいよ。
どうして私、こんな顔………してるの、
いきなりの展開に戸惑っているものの
鏡に映る自分の顔や表情は、知らない誰かのようだった。
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ミイミイ(プロフ) - バンタン大好き日韓ハーフJCさん» ありがとうございます!嬉しいですー(*^^*)テヒョン君、もっと好きになってもらいたいです笑 ユンギ君も好きでいてくださいね! 頑張ります(*^^*) (2018年12月18日 17時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
バンタン大好き日韓ハーフJC - このお話本当に大好きです! 私は元々ユンギ推しだったんですけど、このお話のテヒョナにすごい惚れました…♪これからもずーーーーーと応援します!!!ファイティン!! (名前が長くてすいません) (2018年12月17日 17時) (レス) id: b3b1f1af8d (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あやさん» 期待に応えれるか分からないけど作者頑張ります笑 破廉恥でもちゃんと読んでくださいよー(*^^*)笑 いつもありがとうございます! (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あんりさん» まさかの長編に戸惑いながらも作者なりに自分なりに書きたいと思います!最後までどうかお付き合い下さい(*^^*)コメントありがとうございます! (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - かんな?さん» 久しぶりですね!コメントありがとうございます(*^^*) 読んで良かったなって最後思ってもらえるように作者頑張ります!いつもありがとうございます(*^^*) (2018年12月16日 10時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーふん | 作成日時:2018年11月18日 17時