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返事をする間もなく奪われた唇が熱くて濡れていて、その瞬間にびくんっと私のカラダが波打って。
脳はスパークしたのになんでかな…このがむしゃらなキスが私……好きみたい。


呼吸さえままならないのに、くたくたで力の入らない指先を伸ばしてジミン君の肩にしがみついて。
ちゅーしよ、と求める彼がたまらなく大好きで はぁっ、と吐き出す吐息すら甘いなんて……本当に今日の私はあなたのせいでおかしくなっちゃったのかも。



好きをもらったのなら、私だって返したい。
こんなにも情けない姿で乱されたのなら……それだってあなたに返したい。
今日はもう、二人一緒にとことん乱れてしまいたい……なんてね。




思考回路がショートして、泣きっぱなしのくせに本当は文句をぶつけたいくせにそれは今はいいの。
甘くて熱いキスを止めないままカラダを震わせたまま
ジミン君の衣服に手をかけては剥がして、自ら唇をまた重ねる。











JM「……ふふっ。……A、くすぐったい。
さっきまで泣いてたのにえろすぎ……やば。」



「…ぐすっ、……ばかにしないで……っ私ばっかりなのはいや、
ジミン君、すごく綺麗……」










 
恥ずかしすぎる自分のこんな行動を笑う彼はとことん意地悪で
えろすぎ、なんて言葉はそのままあなたに返したい。



出会った当初のヘンテコな理由さえどこかに飛んで行って、
彼の色気もカラダもその細めた瞳だって可愛い唇だって今はもう艶やかで。


露になったジミン君のカラダは引き締まっていて、細い腰はしなやかで本当に全部綺麗。
欲のままにキスをしたままイタズラにその素肌に指を滑らす私は、もうとっくに壊れてる。









 

JM「……んっ、……待ってA、」



「……だめ、ジミン君。……もっとちゅーして……んっ、」










 
年下の彼に翻弄されっぱなしで、彼の余裕と減らず口をキスで塞いで私は求めて。


そんな瞳で私を見つめても……だめ。



壊れるなら、二人一緒に。










JM「……っ……あーもう知らない。
煽ったのはAだから……後悔しないでよ?」









 
煩わしい彼のベルトに手をかけた私を止める指先が絡んで二人の手がきゅっと繋がれて。
こんな私の行動に困っていても強引で下手くそなキスに応えるジミン君が、自ら自身の衣服をずらしその熱を私に宛がって。


限界、とでもいうように繋がり貫いたそれに
もう私は泣いて鳴くしかなくて、それでも今日は後悔なんかしない。












 

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kei(プロフ) - 更新ありがとうございます(TT) (2022年5月13日 12時) (レス) @page17 id: 241628b664 (このIDを非表示/違反報告)
もちむちむ - ジミンちゃんえぐすぎます!!!!! (2021年12月30日 23時) (レス) @page16 id: 30658af284 (このIDを非表示/違反報告)
Kie(プロフ) - この先が気になりすぎて楽しみです! (2021年9月9日 1時) (レス) id: c6989dfb32 (このIDを非表示/違反報告)
ymmfsm395(プロフ) - 更新すごく嬉しいです!!次も楽しみにしときます!! (2021年1月26日 19時) (レス) id: 4e0b41cb5b (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 更新ずっと待ってました^ ^ (2020年12月20日 17時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱーふん | 作成日時:2020年12月9日 18時

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