おしがま！！

☆かな2 ページ10

10分後、そろそろまずくなってきた。


(あ〜！おしっこしたい〜 おしっこぉー！


漏れるかもぉ)


近くのトイレを見つめる。


(そろそろ行こうかな？漏らしたらまずいしっ)


押えながらゆっくりと立ち上がる。


お腹がたぽたぽしており、尿意もすごい。


しょろっ

(あっ、やばい。ちびった。早く行かないと)


そう思った時だった。


ピロロロー ピロロロー


(えっ！？ こんな時に電話！？)


足をクロスさせながら携帯をみると、そこには原田


社長の文字。


(社長かぁ。出ないとまずい？いやっ、おしっこ)


とりあえず、尿意はひどいが押さえて体を揺らしな


がら電話に出た。


「はいっもしもし」


社長「おお、秋田さん。よかった出たか。」


(漏れぇるっ 早くしてよ)


「なんの御用でしょうか」


社長「それがね？商談先の方が今来てて、君と話し


たいらしいんだ。代わるぞ？」


(えぇ！？時間かかりそう・・っ！ おしっこ！おし


っこ漏れるよぉっ)


しょろ


またかなはちびった。


(やばいやばいっ 漏れぇるぅぅっ)


商談「あっお電話かわりました関口です。」


「は、はいぃ」


商談「実はこの件の事なんですが・・・」


そこから十分弱の話が始まった。


かなは話を聞く余裕がなくただはいとしか言ってい


ない。


(もぉぉっ 無理ぃっ 漏れぇるぅっっっ！！)


さっきから連続でちびっている。


商談「こちらは・・・」


かなは最終手段を選ぶことにした。


「あのっ！すいませぇんっ 卜、トイレに行かせてっ


くださいっっ！！」


商談「えっ？」


「すいませんっ！」


ぶちっと電話をきると、かなはトイレへ急いだ。


(もっ、漏れるっっ！ おしっこ！！！)


くねくねしながら歩いた後の道には黄色い点がたく


さんついていた。


トイレのドアに手をかけるとすぐあけ、パンツを下


ろす。


「くうぅんっ！」


漏れそうなところを必死に耐え、便座に座った。


ジョョボボボボボーーーーー！！！！！


豪快な音がなる。


「はぁぁ」


出し切ったかなはシミのついたパンツを上げた。


携帯を急いでみると、たくさんの電話がかけられて


いた。



おわり

☆えり1→←☆かな1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す