今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:36,463 hit
小｜中｜大
#25 ページ25
浮所side
『付き合ってください！』
そう同じ学年の子に言われた。
でも、俺がその言葉を言って欲しいのは
俺がその言葉を伝えたいのは
いつでも
A先輩しかいない……
でも、その先輩は那須先輩と付き合い始めてるんだろうな……
バタバタっ
廊下からそんな音が聞こえてきた……
ちらっと見えた後ろ姿……
俺は息を飲んだ
なぜなら
その後ろ姿は
俺がずっと探してきて
ずっと手に入れたくて
大好きで大好きでたまらない
A先輩だったからだ。
なんで先輩がここに居るんだろう……
先輩はあまり後輩と仲良くしているところを見かけない
だから、後輩の中で話したりするのは
俺だけだと思うんだけどな……
もしかして、俺になにか用があったんじゃ……
そんなことないか…
部活のことなら多分休み時間に来るだろうしな…
となると
ほんとにA先輩は何をしに来たのだろう……
翌日、学校に行くと
那須先輩が俺の事を探していた。
那「浮所、ちょっといいか？」
浮「……はい」
俺はこういうだけで精一杯だった。
那須先輩はA先輩の彼氏だから……
本音を言うと
嫉妬ぐらいしか今俺の中に残っていない……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：来 | 作成日時：2018年12月23日 3時
