44話 ページ48
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ベクオッパが隣に座るなんてびっくりしたけど
この人の事だからきっと私の為に隣に座ったのだろう。どこまでも相手中心な人だ
でも正直ありがたい
こんな酷い顔をミンソギオッパにみられるかと思うと恥ずかしくて仕方がなかった
BH「ハハハ、すっげー顔してる」
なんて運転中の私を横からっ見てケラケラと笑っているオッパ
おかしいな、さっきまでの感謝の気持ちが消えかけてる
「うわっベクオッパも汗くさ〜」
言われっぱなしじゃ悔しいので、言い返してやった
BH「俺の汗のにおいはお花の匂いだから。オラオラ」
無理やりベクオッパの腕を私の鼻にこすり付けてくる
ごめんなさいオッパ
ベクオッパのいい匂いしかしないんだわ
汗臭いなんて嘘です
「いい香りですねー」
適当な言葉を並べて隣を見れば満足そうな顔をしていたからよかった
楽しい雰囲気を続けると思いきや、
ベクオッパは少し忘れることが出来ていたものを掘り返してきた
BH「さっき、何された 誰に？どこで？」
声のトーンがさっきとは打って変わって低くなり
その声から少し怒っているようにも感じて
その横顔を私は怖くて見れなかった
それよりも忘れよう忘れようと、色々な方法で気を紛らしてやっと少し忘れられたのに
それはまた鮮明に私の頭の中に流れてきてしまった
私の感情はとてもシンプルだ
ただただ
怖い
というだけ
BH「誰だってあんな状況を見れば何かあったってすぐわかる」
「ベクオッパは、知らなくていいです」
BH「なんで？」
「知らなくていいことだからです」
BH「なんでそう思うの？」
いつもに増して私に質問をしてくるオッパ
優しく気を使って話してくれているのをわかっていてもグサグサと私を刺してくる
感情に比例して、私の目には意識せずとも涙が溜まる
BH「ごめん、今聞くことじゃなかったな。またあとにしよう？だから俺の汗のにおい嗅んどけ」
嗅げっていうのにオッパ、そこは鼻じゃないよ
自然に私の目に溜まった涙をベクオッパが来ているトレーナーの袖で拭いてくれる
ベクオッパからでているオーラは優しくて、暖かくて
何を話しても優しく包み込んでくれるように感じるの
それに甘えきってしまうのが嫌でいつもは話さないけど
でも今回は私一人じゃ抱えきれないみたい
ごめんなさいベクオッパ、少し肩を貸して下さい
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うなぎ(プロフ) - あいかさん» わあ！ありがたいお言葉ありがとうございます！あいかさんから頂いたコメントで私ももっと頑張ろうと思えました！ これからあいかさんにとっていいことがたくさん起こりますように！彼らを代表して私からお伝えさせていただきます！← ありがとうございました！ (2018年8月18日 11時) (
レス) id: 7fdd571853 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - こんにちは！私も最近仕事場で毎日泣きたくてもう嫌やなって思ってたんですけど、番外編読ませてもらってシウちゃんとべくちゃんに慰めてもらった気分になれてまた頑張ろうって思えました！ありがとうございます！！ (2018年8月17日 16時) (レス) id: 1a2fd28dc3 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎ(プロフ) - tさん» tさんの気持ちを害してしまったようで、大変申し訳ありませんでした。tさんの意見を参考にさせていただき、今後のお話へ繋げていきます。 今回は幼少期の主人公の韓国のアイドルへの気持ちの強さを文章にさせていただきました。貴重なコメント、ありがとうございました (2018年7月26日 20時) (レス) id: 013e93df86 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎ(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます！どんどんばしばし出していけたらと思います…！頑張ります！！ (2018年7月26日 20時) (レス) id: 013e93df86 (このIDを非表示/違反報告)
t - プロローグの日本アイドルのdis酷すぎてショックです (2018年7月26日 2時) (レス) id: 3c7ceb45c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うなぎ | 作成日時：2018年7月21日 10時
