隣人猫【YG】 (ページ33)

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『ユンギさん？どうしたんでs』

YG｢なんで避けてんの｣

『、、へ？』

YG｢、、毎日会ってたのに｣

『そ、それは、、、その、、』

私が答えられないでいると、未だに握られている私の手をぎゅっと1度握ってきたかと思えば、親指の腹で手の甲を撫でた。

そっちに意識がいって目線を下に向けていたら、Aと名前を呼ばれて徐々に顔をあげて先生の顔をみれば、

今まで見た事なかった優しい顔をしていて、、

YG｢、、答えて｣

『、、ユンギさんは、、あの日の事覚えてますか？』

その優しい表情に気を許してしまっていつの間にか答えていた。

YG｢、、あの日？｣

『店長と飲みに行ってた日です。』

YG｢覚えてるよ？その日の朝はAが男の人と子供がいて会ったことでs｣

『朝じゃなくて、、その、、店長と飲みに行った後の夜の事です。』

YG｢、、飲んだ後？？｣

『そうです、覚えてませんか？』

YG｢ヒョンに送ってもらってそれで、、ごめん、、そこまでしか記憶にない｣

『っ、、、そうですか』

YG｢、、なんでそんな悲しい顔するの｣

そう言って先生は握っていた手を離して、またあの日と同じように私の頬を両手で挟んだ。

私は負けじと先生にある課題をだした。

『、、ユンギさん、思い出すまで私と関わらないでください。結構傷ついたんで。、、思い出したらあの日と同じように、、してください。』

関わらないでと言った瞬間、分かりやすく顔を歪めて不機嫌になって、感情がわかりやすい人だなぁと思いながら私の頬を挟んでいる両手を下ろして、

おやすみなさいと言って先生の部屋をでて自分の部屋に帰って行った。

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