隣人猫【YG】 (ページ21)

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『先生。早く治して明日学校来てくださいね。』

『明日は数学の授業あるので。』

他の先生が先生の代わりで来たらつまんないし、大嫌いな数学がもっと嫌いになりそうだから。

先生の手を見つめてた目を先生の顔に向けたらめっちゃ不機嫌。

『先生？』

YG｢、、なんで先生に戻ってるの。｣

いや今まで結構先生って言ってたんだけど、気づかなかった感じ？

『あー、、と、、』

YG｢、、やだ、、、｣

『うー、ユンギ、さん、、』

慣れないんだよなぁ。

普段から男性を名前を呼ぶなんて中々ないし、強いて言うならオッパぐらいだし。

先生は満足したのか目を閉じて寝始めたと思いきや、いきなり目を開けてバッと起き上がった。

そのせいか顔と顔の間は数センチで、、

YG｢A、、｣

『は、はい』

YG｢、、、彼氏、いるの？｣

『へ？』

何言われるんだとドキドキしたけど、そこまで大した内容じゃなくて、

『いないですけど、、』

YG｢ふーん、、、じゃぁ、、あの靴、、誰の、、、、｣

薬を飲んだせいか眠気が回って耐えられなくなったのか後ろに倒れて眠り始めた。

ていうか靴？

私はなんの事かこの時はさっぱり分からなかった。

次の日、金曜日。

それでも体調はまだ良くならなかったのか先生は学校に来なかった。

また帰りに色々買って先生の家へと訪ねた。

『んー熱は下がってきているみたいですね』

体温測れば7度6分とまだちょっと高いが昨日に比べたら顔の赤さや怠さも全然マシになった。

『今日うどんにしようかと用意したんです。食べますか？』

YG｢食べる｣

『分かりました。その代わり自分で食べてくださいね？』

と言ってみれば即座に拗ねた顔して睨んできた。

だからそれは私にとっては上目遣いに見えるんだって、、、

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