018 ୨୧˙˳⋆ ページ18
.
それぞれ荷物取りに行き校門前で集合した。
いつも一緒に帰る時は、たったの2分だけだったけど今は学校から帰るわけで15分ぐらい先生と一緒にいられる。
それだけでも変に嬉しくて。
『先生。実は風邪なんか引いてなくて、ちょっと、仮病?を使ったというかなんというか。だから元気ですよ。』グッ
YG「、、知ってる」
『え!知ってたのに店長に電話したんですか!』
YG「、、だって、」
『だって、、?なんですか??』
YG「、、別に」
『わー、気になるじゃないですか』
すると先生はいきなり手を私の腕から下に滑らせて手を握ってきた。
私は即座にパッと手を離した。
少し不機嫌になっていく先生を無視して、ダメです!と言っても嫌だというばかりに普通に握るのではなく、恋人繋ぎでぎゅっと握ってきた。
それ1番ダメなやつですよ。
私がどんなにブンブンと振り回しても離すまいと握る力が強くなるわけで。
私は諦めて大人しく先生の手に握られてると、満足したのかニッと笑って繋いでる手を少し揺らし始めた。
『ふふ、、あー本当に、、』
この人は本当に不意にドキッとさせる天才だ。
誰にも見られてないといいけどね、、
いつものお馴染みのコンビニの前に着けば中に入るのかなーと思ったけどチラッと余所見などしなく、普通にスタスタと歩き出した。
『コンビニ行かなくていいんですか?』
YG「うん」
『晩御飯は?いつもコンビニで買ってますよね?』
YG「、、そのくらい食べなくても大丈夫」
『やー、、ダメですよ、何も口にしないのは。私昨日カレーで3日分作って今日明日食べようとしてたんです。明日なしにすれば2人分はあるので良かったら食べていきますか?』
先生がいきなり立ち止まって私は自分の発言の過ちに気づいた。
完全に無意識だ。
『あーっと、、その、えっと、、忘れてください。ね?』
YG「、、食べる。」
『、、へ?』
YG「カレー食べたい。」
『、、ふふ、分かりました。では行きましょ』
とは言ったものの、これってうちに上がるという事だよね??
え、無理、完全に2人きりじゃん。
『ど、どこで食べます?』
YG「Aの家じゃないの?」
『やっぱり、そうですよねー、、』
多分心臓持たないけどいっか
まだもう少し先生と一緒にいられるんだと思うと胸がドキドキして思わず握っている手を握り返してしまった
.
210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年5月17日 5時) (レス) @page11 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:L E M O N A | 作成日時:2022年5月14日 23時