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意識が朦朧としてる時、誰かに頭を優しく撫でられ、心地いいなぁと思いながら目を開けると、視界の先には天井と先生のドアップなお顔だった。
『、、わ!!』
私は急いで起き上がった。
どうしよう、仮病使ってたことバレた?
てか先生がベッドより低い椅子に座ってるからかいつも以上に顔の距離が近いような気がした。
『あぁ、と、、、なんでここに?』
YG「、、具合が悪いって」
『もう大丈夫ですよ。寝てたので。所で今何時、、、6時?!』
保健室の先生なぜ起こしてくれなかった。
それにソヒョン!
なぜ親友を置いてった!
YG「、、送る」
『え、いいんですか、では一緒に、、、じゃないわ、バイト!』
YG「ヒョンに、、電話した。A体調崩したから休むって」
なんかめっちゃ大袈裟に伝えられてるんだけど。
てか私が必死に店長には私の学校の先生だって隠してたのに、呆気なくバラされてるし。
『そうなんですね、、では今日はお休みになるのか』
YG「、、んーん」フリフリ
なにそれかわっ、、じゃないわ。
『どういう、、ことですか?』
YG「ヒョンが、、今週まで休みなって」
てことは今日水曜日だから明日明後日も休みになるということで次のバイトは来週からになるということか。
『まじか』
YG「ん」コクコク
『、、、、帰りましょう。だからその撫でている手を降ろして、、そうそう、、、いやなぜ手を握る。』
私が起きてからも頭を撫でていて、帰らなきゃだからと思って降ろすよう頼んだけど、何故かその手は私の手まで進んで。
きっと無意識だろうな。
『いいですか、先生。ここは学校だから無闇に頭を撫でるとか手を繋ぐとかダメですよ。誰かに見られたらセクハラだぁーって学校中が騒ぎになってしまいますよ。』
そう言っても首を傾げる一方で。
、、くそぅ、かわいい。
『とにかく私は生徒で、先生は先生。こんな好きでもない人に気安く触っちゃだめですよ。』
私は嬉しいけど、どうしても先生と生徒という立場がチラついてしまう。
保健室の先生がいなくて良かったよ。
私は優しく先生の手を離し、ベッドから立ち上がった。
『さ、先生。 行きますよ。』
先生の顔をみれば完全に不貞腐れてる顔をしてて、睨んでるつもりで見上げてたと思うけどそれすらも可愛いなって思ってしまう私はかなり重症だなと思った。
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みゆき(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年5月17日 5時) (レス) @page11 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:L E M O N A | 作成日時:2022年5月14日 23時