同級生の本丸に鶴丸国永として顕現した【刀剣乱舞】【鶴丸国永成り代わり】

鶴が六十二羽 ページ23

燭「格好よく決めたいよね！」

三「はいっ！」

江「そこですか…」

伏「うなれ、拙僧の筋肉！」

「後ろだぜ？」

石「厄落としだ！」

あっ、ヤバい
殺り損ねた……
しかも、大太刀で攻撃してやれる範囲ではない

「済まない！」

燭「大丈夫さ、これぐらいなら」

三「ふむ、では燭台切よ、止めを頼んだぞ」

燭「了解…どんなに防御しても無駄だよ！」

光忠は会心の一撃で残りを倒す
俺と石切丸は二振りでやっと一体だ
矢張りレベルが足りないか……

燭「此処は主が言うには『マス』が多いらしいから、一発で敵本陣に行けたら運が良いらしいよ」

三「ははは、無理だろうな」

伏「賽子は運次第、これも修行である！」

江「はぁ…」

「居づらいな」

石「我慢ですよ、鶴丸さん」

御免、俺の方が『石切丸さん』と
呼ばなきゃいけないんじゃないだろうか
だって、鶴丸国永って平安時代の末に生まれただろ

俺の方がどう考えても歳下(精神年齢的にも)

燭「どうか、一発で、敵本陣に、行けますよう…に！」

そう言って光忠が投げた賽子は
『辰』の目を出した
これは上ルートだ

燭「何たる無様な…」

「光坊、別に精神的に重傷になる事は無いぜ？主だって一発で行けりゃ運が良いって言っただけだろ？」

三「鶴の言う通りだ、今迄敵本陣に一発で辿り着けなかった事など、何度もあったろう」

俺と三日月で光忠を励ます
イヤだって、賽子の目が酷かっただけで
精神的ダメージが大きいのは流石になぁ？

励まさなきゃ可哀想だろ？

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