Murder on D Street10 ページ43
箕浦「世話になったな」
江戸川「ん?」
箕浦「実力を疑って悪かったな、これからも難事件に当たったら、頼む」
江戸川「僕の力が必要になったらいつでもご用命を、次からは割り引き価格でいいよ」
箕浦「ソイツは助かる」
敦「スゴいですね、乱歩さんまさか全部当てるなんて、異能力―超推理スゴいです」
太宰「私も半分くらい分かったけどな〜」
誠「僕も半分は分かりましたよ」
敦「二人とも、何がですか?」
太宰「さっきの事件だよ」
敦「えっ?あれって異能力で解決したんじゃ…」
太宰「あー、敦くんは知らないんだよね」
誠「乱歩さんは、異能力者じゃないよ」
敦「はいっ!?」
太宰「乱歩さんは、異能力者揃いの探偵社では珍しい一般人なのだよ、しかもああ見えて乱歩さんは26歳だよ」
誠「多分、探偵社の皆が乱歩さんを敬うのは、乱歩さんが異能力者じゃないって知っているから」
太宰「それに、実は私は後ろで乱歩さんの髪の毛を触ったのだよ」
誠「触ってましたね」
太宰「知っての通り私は、どんな異能力も無効化する反異能力者だからね、私が体の一部に触れている限りは、どんな異能力者でも、力を奮うことは出来ない」
誠「それで結構困った人居ましたよね」
Murder on D Street11→←Murder on D Street9
17人がお気に入り
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ