興味津々 WZ ページ33
コンコン
ちょうど作業が一段落してコーヒーを
飲んでいる時に、作業部屋のドアが鳴った。
WN「俺。入っていい？」
WZ「おう」
良い詞でも出来たのかと思い招き入れたが、
ノートもパソコンも持っていないから
違うようだ。彼はスニョンのように無駄に
ここに入り浸るタイプではないから珍しい。
WZ「何の用？」
WN「あ、ごめん、忙しかった？」
WZ「いや、今はそうでも。
何かあるならきくけど」
WN「…じゃあ手短に。
お前、Aさんのこと好きなの？」
コーヒーを噴き出しそうになり、慌てて
ゴホゴホと咳が出た。これでもアイドルだ、
そんな汚いマネは出来ない。
ウォヌは「決まりだな」、とけらけら笑った。
WZ「な、なんでそう思ったんだよ」
WN「いや、じゃないかなあとは思ってて。
確信は無かったんだけどスニョンに
カマかけたら一発だった」
WZ「スニョア…」
あいつめ。余計なことはしないと言った癖に。
WN「お前、本気？」
WZ「…まあ」
WN「二人、前から知り合いだっただろ。
どんな繋がりよ」
こいつほんとに鋭いな。
WZ「前、助けてもらったことがあって…」
WN「ふーん。で、どうしたいの？これから」
WZ「めっちゃつっこむな」
ウォヌはそういうの興味無い方かと
思ってたから意外だ。
WN「いや〜そりゃあ我らが鬼プロデューサーの
恋なんて、嫌でも興味湧くだろ」
WZ「勘弁してくれ」
WN「で、どうするの？メンバーも数人は
だいぶ懐いてるけど、ほっといていいの？」
WZ「別にそんなんじゃ…懐くっつったって
ミンギュとかスニョンだろ？」
WN「いや、ハオとか怪しいぞ？」
WZ「は？ミンハオ？まじで？」
WN「俺が思うにね。
てか、皆だいぶ仲良くなったよな」
WZ「おう」
WN「ジスヒョンとか警戒心剥き出しだったのに
今は普通に接してるし。Aさんも
リラックスした表情になったしね」
WZ「そうだな。てか、お前が一番距離
取ってない？」
WN「…俺？」
ウォヌとAが話しているのを俺はほとんど
見たことがない。
WN「俺はまあ…大して興味もないし」
WZ「そうか」
にしたって、よそよそしいが過ぎる気が
するんだけどな。
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まーまや - めっちゃよかった、、！けど結局くっつかないまま終わったから煮えきらない泣でも、お疲れ様でした (2020年9月22日 7時) (
レス) id: 54f59f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
まーまや - ふぁぁ。。主様のセンスを感じたのが、契約書の条件の最後にメンバーと仲良くすること、って言うのが間を開けて下の段に書いてあった(語彙力)のがセンスの塊だと思いました (2020年9月22日 6時) (レス) id: 54f59f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - ユジンさん» コメありがとうございます、最後まで読んで下さりありがとうございました！そう言って頂けて本当に嬉しいです！ (2018年9月4日 15時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - りんかさん» コメ嬉しいです！！長い間お付き合いありがとうございました！！ (2018年9月4日 15時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ユジン(プロフ) - 完結お疲れ様です、この2人の距離感がすごく好きでいつも更新を楽しみにしてました、。 (2018年9月2日 0時) (レス) id: 74ca2245ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずテム
| 作成日時：2018年6月13日 20時
